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仲間絢 三元社ガカノハナヨメシンピシュギトバンベルクダイセイドウチョウコクグン ナカマアヤ 発行年月:2022年03月03日 予約締切日:2022年02月01日 ページ数:232p サイズ:単行本 ISBN:9784883035427 仲間絢(ナカマアヤ) 1982年、ベルリン生まれ。東京外国語大学外国語学部ドイツ語専攻卒。京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程修了、博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員(DC1、京都大学)、日本学術振興会特別研究員(PD、東京藝術大学)を経て、現在、ハーバード大学美術史・建築史学科リサーチ・アソシエイト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 バンベルク大聖堂彫刻群成立の歴史的背景(大聖堂の建立と再建ー聖母マリア崇敬との関連において/ドイツ・ゴシックの女性像としての“聖母マリア像”の様式的考察)/第2章 愛の思想と『雅歌』の花嫁神秘主義(『雅歌』註解と花嫁神秘主義/キリスト教美術の中の『雅歌』 ほか)/第3章 バンベルク大聖堂扉口彫刻群(「君侯の門」/「慈悲の門」 ほか)/第4章 バンベルク大聖堂聖ゲオルギウス東内陣北障壁彫刻群(1)ー花嫁としての聖母マリアの戴冠(受胎告知/「聖母戴冠」のプログラム ほか)/第5章 バンベルク大聖堂聖ゲオルギウス東内陣北障壁彫刻群(2)ー花婿としての神聖君主の騎手キリスト(聖なる騎馬像と花嫁神秘主義/“騎馬像”とビザンティンの神聖皇帝の表象ー図像的要因 ほか) 西洋中世彫刻の代表作、ドイツ・ゴシックの頂点をなすバンベルク大聖堂彫刻群。本書は、“聖母マリア像”を中心にすえ、旧約聖書『雅歌』註解の真髄である「花嫁神秘主義」を根幹として検証することで、この著名な作品群をめぐる長い研究史に新たな説を書き加える。様式史のみならず、同時代の聖書解釈や受容、教会と宮廷文化の関係性、歴史的・政治的背景などから、聖堂全体に重層的に織り込まれた一連の壮大なイメージ・プログラムを読み解いていく。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他
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- 2024-05-23 18:37