アルジェの最安値と通販商品（在庫あり）

フランス植民地領からの独立をへて、国民国家としての制度整備や世界へのプレゼンスを行う途上のアルジェリア。新自由主義とグローバル化の煽りを食らいながら、植民地アルジェリアは独立国家アルジェリアとしてどのように変化し、今後どう変貌するか??。

大手エンジニアリング会社・日揮と関係企業の日本人10人を含む40人以上が犠牲になった2013年1月のアルジェリア人質事件は、世界中に衝撃を与えた。容易に推測できるのは、「アラブの春」による旧体制の崩壊と米国の軍事費削減によって、北アフリカ・中東地帯に権力の空白地帯が起きていることだ。 　アルジェリアは天然ガスの宝庫でもあり、日本経済の直面する課題、「エネルギーの安全確保」と「確固たるリーダーなき21世紀の世界で安全保障をどう確立するのか」が突きつけられた事件でもあった。 　我々はこの事件から何を学び取ればいいのか。地政学、エネルギー問題に精通する専門家が解説する。本書は、週刊エコノミスト2013年2月12日号の特集「アルジェリアと資源と日本」を加筆・修正したものである。

アルジェリアの事例研究

１９３６年、アルジェ。２１歳の若さで書店“真の富”を開業し、自らの名を冠した出版社を起こしてアルベール・カミュを世に送り出した男、エドモン・シャルロ。第二次大戦とアルジェリア独立戦争のうねりに翻弄された、実在の出版人の実り豊かな人生と苦難の経営を叙情豊かに描き出す、傑作長編小説。ゴンクール賞、ルノドー賞候補、“高校生のルノドー賞”受賞！

すでに1970年代にベルナール・パンゴーは、『異邦人』は膨大な注釈を生み続けていて、今日では新しい見方をすることはほとんど不可能だと述べ、カミュおよび『異邦人』は語り尽くされた観があった。しかし本書は、アルジェリア性・アラブ性などの鍵概念を駆使して、当時のフランス人が感じたアラブ・アルジェに対する抜き難い違和感を分析、さらにアルジェリアの歴史社会的状況を解読して、今日のエドワード・サイードのカミュの隠されたアラブへの差別感の指摘などとは違った形でのカミュ再評価を試みる。

地中海に面し内陸にサハラ砂漠の広がるアルジェリアは、産油国として日本との関わりも深い。テロリズムの嵐を乗り越え安定と経済発展に向かうこの国の知られざる風土、歴史、政治事情、豊富な観光資源、生活文化を詳しく紹介し、その魅力を浮き彫りにする。

地中海をはさんで南仏に臨む、北アフリカの広大な共和国?アルジェリアの歴史背景を、本書は、フランスによる植民地支配との関わりから詳細に解説する。多くの犠牲者を出したテロと戦争を経て手に入れられた独立の行方は？植民地史研究の泰斗による、比類なき歴史書。巻末付録として、地図や年表を付した。

1959年、ド＝ゴールは仏領アルジェリアにおいて三百万人の入植者を切り捨てる暴挙に出た。外人部隊でパルミエ大尉と名乗る鷲見はこの裏切行為に立ち上がり、クーデターが勃発した。

フランスの文豪・カミュを愛するあまり、彼のふるさとでもあり、世界的名作『異邦人』『ペスト』などの舞台にもなった知られざる国・アルジェリアを訪問したフランス語教師の女性。“異邦人”である彼女を待っていたのは、予想に反して、時めきたっぷりの出会いと感動の出来事だった。カミュを身近に感じながら、心優しき人々の暮らす〈素敵な国〉を知ることのできる旅行記。

２０１３年１月１６日、アルジェリアで世界を恐怖に陥れる大きなテロ事件が起こり、日本人１０人を含む、４０人の命が失われた。本書の著者は、テロに巻き込まれて４４歳で亡くなられた内藤文司郎さんの母親である。事件はどのようにして起こったか、なぜこれほど多くの人たちが命を落とさなければならなかったのか。未だわからない真実を考え続けた長い年月を経て、今の願いを綴る。

アルジェリアの民族学者として出発し、第二次大戦中には対独レジスタンスに身を投じたティヨンは、ナチス絶滅収容所の地獄を生き延びた戦後も、母国フランスのおこなう植民地戦争への抵抗をつづけた。家族や仲間を失いながらも、全体主義・植民地主義のもたらした暴力と憎悪に尊厳をもって立ち向かった歴史家の断片的自伝を再構成し、２０世紀の人間的経験を伝える証言の書。

アフリカをこよなく愛する著者が、かつて「あふりか浮浪シリーズ」でつづった旅の軌跡。２０年を経て大幅に加筆修正がほどこされた、新シリーズ・アフリカ漂流第６巻。セネガル、ガンビア、モーリタニア、マリ、オート・ボルタ、ニジェール、アルジェリアを旅する。

四つの地域の研究者による「植民地責任論」の学際的成果1 植民地化・植民地支配と民族運動・労働運動（愼蒼宇／小山田紀子／ル・ルー ブレンダン）2 脱植民地化の過程（ダホー・ジェルバル／渡辺司／吉澤文寿）3 独立／解放後の政治と経済（渡辺司／福田邦夫／吉澤文寿）4 人の移動と被植民者（移民）の地位（鄭栄桓／アフメド・マヒウ／カメル・シャシュア）5 フランス・アルジェリア・日本関係からみたグローバル・ヒストリー（小山田紀子／ル・ルー ブレンダン／福田邦夫）6 植民地と文学（鵜戸聡／申銀珠）7 「記憶の戦争」と植民地責任論（小山田紀子／W・ブリュイエール＝オステル／鄭栄桓 ／平井美津子）結び（W・ブリュイエール＝オステル）

眠りの中で異世界へ転生してしまった少年は、少女吸血鬼アルジェとして、仲間と一緒に進み始めた！アルジェは、元聖騎士を呪いから救い、港町のピンチを助け、森と動物を守り、狐の少女を救い、人々を救いつづける。同じ転生者の懐かしい女性とも再会し、いつしかアルジェの周りには、素敵な仲間が集まっていた。だが、巨大な帝国が全世界への侵略を始めてしまった！その背後には、アルジェと同じ玖音からの転生者が！？アルジェと少女たちは、侵略阻止のために帝国へと潜入する。目指すは、反乱軍との共同戦線！アルジェが戦い、フェルノートの山をも斬る必殺剣が炸裂する！！最高の盛り上がりで、いよいよ決戦間近です！