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造り物の文化史 歴史・民俗・多様性

  • 価格¥8,800
  • 陶器や金物、野菜など日用品を素材とした一式造り物、物語や芝居の一場面を再現する人形造り物など、近世中期から現代までの多種多様な事例を紹介。自然の模倣として、都市空間の娯楽として造られる、その場限りの民衆芸術の諸相を探る。

谷崎潤一郎全集 第14巻 青塚氏の話 蓼喰ふ虫 三人法師

  • 価格¥7,480
  • 愛する女を複製した等身大人形や映像にのめりこんでいく男たちの痴態を描いた異色短篇「青塚氏の話」、離婚にふみきれない中年夫婦の一見おだやかな日常を古典への愛をとりまぜて描いた傑作「蓼喰ふ虫」のほか、食に関する随筆、翻訳など中期の幅広い作品を収載。

「学び合い」で盛り上がる母息子消費 調査報告書2014年10月

  • 価格¥8,800
  • 蔵に保管されていた博多人形には、災いの神が封印されていた!? 何も知らずに封印を解いてしまった守人の前に現れたのは博多の土地神、博多姫だった! 彼女が封を解いた際にパワーが放出され、博多姫の分身“防人”として街のあらゆる人に取り憑いていく。不思議な能力を得た者達は欲望のママに暴れまくり、博多の街は大混乱! “防人”回収のために力を貸すことになってしまった守人は、博多姫本人に特別な能力を与えられるのだが……。さらに、かつて博多姫を封印した巫女の麗花との因縁バトルも勃発し、事態は最悪な状態に!!

やけっぱちのマリア オリジナル版

  • 価格¥7,480
  • 見て! 生まれたままの私(マリア)の姿を????1970年、巨匠・手塚治虫が挑んだ「性教育マンガ」の最高傑作が、雑誌連載仕様の《オリジナル版》で初刊行!・手塚治虫生誕90周年記念出版・初版完全限定野性の少年・やけっぱちと、彼のエクトプラズムがビニール人形に入って生まれた美少女・マリア。奇妙なふたりが学園を舞台にまきおこす、ういういしくセクシーな大騒動。1970年、巨匠・手塚治虫が少年誌での性表現の過激化を嘆いて、「やけっぱち」で描いたという、伝説の〈性教育マンガ〉の、オリジナルの姿が????49年を経て、今ここに解禁!未収録ページ・カラーページ・全扉絵・予告など超レア素材を含め、1970年の『少年チャンピオン』連載時を忠実に再現した《オリジナル版》!B5判/ソフトカバー/438P予定/巻末ギャラリー・詳細な図説も充実/初版完全限定監修&(C):手塚プロダクション

一九三〇年代後期中国人日本留学生文学・芸術活動史

  • 価格¥7,700
  • 【はじめに 序章に代えて】より(抜粋)本書は、前著『一九三〇年代中国人日本留学生文学・芸術活動史』(汲古書院 2010年11月)の「続編」に当たる。前著にも記したように、一九三〇年代日本における中国人日本留学生の文学・芸術活動が孕む問題は多岐にわたる。東京左連をはじめとする一九三〇年代日本における中国人日本留学生の文学・芸術活動が明らかにされていくことは、左連、及び左連に代表される中国「三〇年代文芸」の持つ豊かさの検証につながるだろうし、同時にそれはまた日中近代文学の交流、日中プロレタリア文学の交流、さらには中国人日本留学生史研究などにも新たな光を投げかけるであろう。東京左連は、三三年に起きた「華僑班」事件によって壊滅的な打撃を受けた。その東京左連を再建したのは上海の左連から東京左連再建の命を受けて三三年秋に来日した林煥平たちである。再建後の東京左連は、これから述べるように、江口渙から日本プロレタリア文学運動の「挫折」の体験を踏まえた「助言」を受けて、それまでの「非公然」的なあり方から、「同人形式」による「公開」での活動スタイルにあらため、機関誌『東流』、『詩歌』、『雑文』(『質文』)などを発行した。そして彼らは、折からの中国人日本留学生の増大などを背景に、その時留学生の間で開かれていた「芸術聚餐会」を「磁場」としながら、それこそ豊かで、自在な活動を展開していくのである。だが、それもやがて起きる盧溝橋事変、日中戦争の全面化を前にした厳しい弾圧によって、一つ一つ摘み取られていくことになる。本書は、三三年秋に来日した林煥平等の手によって東京左連が再建され、最初の機関誌『東流』が創刊され、彼らの手によって一九三〇年代後期の中国人日本留学生の文学・芸術活動が豊かに自在に展開されていった有り様と、それが無惨に摘み取られていく三七年までの一九三〇年代後期の中国人日本留学生の文学・芸術活動を可能なかぎり掘り起こしてみたものである。

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