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植民地朝鮮における不就学者の学び 夜学経験者のオーラル・ヒストリー...

  • 価格¥6,490
  • 小学校だけでも卒業してたら、こんなに苦労はしなかったのに…これは、私の亡き母の口癖だった。母は1931年に植民地朝鮮に生まれて幼少期を過ごし、14歳の時に解放の日を迎えた。一度も学校教育を受けたことはないが、ハングルの読み書きと九九等の簡単な計算能力はあったので、生活に大きな支障はなかった。学校に通ったことがないのに、ある程度の読み書き計算ができたのは、植民地期に夜学で学んだからである。農閑期という短い期間ではあったが、村の青年が開いてくれた夜学は、学びに飢えていた不就学者の母にとって救いの神だったのである。本書の出発点は、2011年度から関わった科研の共同研究(『日本統治下台湾・朝鮮の学校教育と周辺文化の研究』(研究代表者:佐藤由美))である。筆者は、同研究において社会教育分野を担当し、その中でも植民地朝鮮の夜学について調査・研究することになった。最初は、家族や親戚、知人の中から探し出し、そして彼・彼女らに夜学経験者を紹介してもらう形で調査を始めた。その後はインターネットで検索したり、敬老堂や老人福祉館などの高齢者向けの施設を廻りながら、夜学経験者を探し出すなど、様々な方法を取り入れるようになった。また、テレビのニュースやドキュメンタリー番組のインタビュー内容に「夜学で学んだことがある」といった夜学に関連する言葉が出てきたら、その人物を探し出すため、放送局に問い合わせたり、その人が住んでいる地域の自治会長や老人会長等に依頼して紹介してもらったりした。そうして見つけた夜学経験者は、80歳を超える高齢者なので、日本からできるだけ早く駆けつけて調査を行った。インタビュー調査で夜学経験者を訪ねると、最初はやや消極的な反応を見せるが、インタビューの中盤に差し掛かると、緊張もほぐれ話が弾み、幼少期に戻ったような天真爛漫な表情を見せながら、次々と当時の経験を語る方が多かった。さらに、学校に行けず、夜学に通ったことを恥ずかしいと思ってきた自分史を思う存分に語り、すっきりしたためなのか、その表情からは解放感や高揚感のような感情が伝わってくることも多々あった。

お裁縫箱

  • 価格¥6,600
  • 裁縫箱を通して「裁縫」という営みを見つめることは、「衣」を服を消費物として扱うだけではなく、自分自身や身近な他者の身体と時間の経過に深く関わり、ケアをする手段の中に位置づけられる営みの総体を考えることでもある。?小林美香(写真研究者)写真家・大橋愛が写した100人の裁縫箱。裁縫好きの母が持つ裁縫箱に注目したのが、撮影のきっかけとなり、その後、対象を広げ撮影は続けられました。代々引き継がれたであろう重厚な裁縫箱から、お菓子の空箱、簡素なプラスチックの工具箱、藤の入れ物、布袋、小分けのジップロックなど身軽さを感じるものまで、小さな裁縫箱は、それ自体は日用品でありながら、箱の選び方や、道具の種類、整理や収納の仕方に、持ち主の個性や指向性があらわれています。ともに時間を重ね、趣さえ滲ませる裁縫箱から、人の温もりが感じられ、不思議と心落ち着く写真集になりました。

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