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旅のことばを読む

  • 価格¥2,530
  • どこかに行きたい。知らない街を歩いてみたい。世界中を旅してきた著者には、具体的な旅行の計画を立てる前に、普段の暮らしのなかで夢想する旅がある。その時間を充実させるのが、旅のことばを読むこと。それはガイドブックにとどまらない。世界中の人々の衣食住、民族、言語、交通、自然、歴史、文化、芸術、宗教。せっかく出会う未知のものごとを、自分がいま持っている知識だけで判断し、決めつけるのはもったいない。素直な気持ちで向き合いたい。そういう気持ちになる本や、未来の旅を豊かに深める本、手本としたい憧れの旅人について、旅好き、乗り物好き、そして歴史好きの著者が紹介するエッセイ。【本書に登場する本(抜粋)】金子泰子・文/金子敦・絵『イラン・ペルシア日記』Blood Tube /見市知『ベルリン ?東ドイツをたどる旅』産業編集センター/山口文憲『香港 旅の雑学ノート』河出書房新社/邱永漢『香港・濁水渓』中公文庫/岸政彦『はじめての沖縄』新曜社/阿川尚之『どのアメリカ? 矛盾と均衡の大国』ミネルヴァ書房/高山博『中世シチリア王国』講談社現代新書/太宰治『津軽』新潮文庫/奈良文化財研究所『奈良の寺 世界遺産を歩く』岩波新書/井上靖『西域物語』新潮文庫/塩野七生『コンスタンティノープルの陥落』新潮文庫/J・ブノアメシャン『灰色の狼ムスタファ・ケマル ?新生トルコの誕生』牟田口義郎訳筑摩書房/陳舜臣『世界の都市の物語 イスタンブール』文春文庫/司馬遼太郎『北方の原形 ロシアについて』文春文庫/白石隆『海の帝国 アジアをどう考えるか』中公新書/本渡章『鳥瞰図!』140B/田中克彦『ことばと国家』岩波新書/町田和彦『図説 世界の文字とことば』河出書房新社/柴田武編『世界のことば小事典』大修館書店/塩野七生『ルネサンスとは何だったのか』新潮文庫/田澤耕『物語 カタルーニャの歴史 知られざる地中海帝国の興亡』中公新書/ジョージ・オーウェル『カタロニア讃歌』橋口稔訳 ちくま学芸文庫/小山靖憲『熊野古道』岩波新書/高森玲子『熊野古道巡礼の旅 よみがえりの聖地へ!』説話社/梅原猛『仏教の思想』角川書店/デール・S・ライト『エッセンシャル仏教 教理・歴史・多様化』佐々木閑監修、関根光宏・杉田真訳 みすず書房/ジョン・C・トーピー『パスポートの発明 ?監視・シティズンシップ・国家』藤川隆男訳 法政大学出版局/岩下明裕『入門 国境学 領土、主権、イデオロギー』中公新書/武部健一『道路の日本史 古代駅路から高速道路へ』中公新書/サイモン・ガーフィールド『オン・ザ・マップ 地図と人類の物語』黒川由美訳 太田出版/『スペイン旅行記 カレル・チャペック旅行記コレクション』飯島周訳 ちくま文庫/鶴見良行『マングローブの沼地で 東南アジア島嶼文化論への誘い』朝日選書/山崎まゆみ『ラバウル温泉遊撃隊』新潮社/沢木耕太郎『深夜特急』新潮社/『おくのほそ道 付曾良日記 奥細道菅菰抄』岩波文庫/川本三郎『「男はつらいよ」を旅する』新潮選書

エヴェレスト 神々の山嶺 電子特別合本版

  • 価格¥2,268
  • 登攀史上最大の謎の鍵を握る古いコダックを手に入れた深町誠は、カメラに誘われるように孤高の登山家・羽生丈二に出会う。山岳小説の金字塔に、関連本を加えた豪華合本版。特典として著者の撮り下ろし写真を収録! ※本電子書籍は、角川文庫「神々の山嶺 上」、「神々の山嶺 下」、「ヒマラヤ漂流 『神々の山嶺』へ」、角川書店単行本「作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法」より夢枕 獏の章を抜粋し収録したものに、電子版特典として未収録写真を加えた電子オリジナル合本版です。

失楽園

  • 価格¥2,035
  • 渡辺淳一のベストセラー『失楽園』のコミックが、没後1年の記念復刊!1995年から「日本経済新聞」に連載され、いままでの新聞連載になかった“不倫”を主題とし、社会現象にまでなった『失楽園』。単行本化されるや、300万部を突破するベストセラーとなり、1997年には、役所広司・黒木瞳主演で映画にもなりました。その映画化にあわせて原作をコミカライズしたのが本作。松本零士夫人であり、「悪女聖書」など官能的な作品で定評のある牧美也子が作画を担当。男女の性と愛の濃密世界を、見事に再現しています。その名作が、渡辺淳一氏の一周忌を目前に、カバーデザインを一新し、18年ぶりの記念復刊です!閑職に左遷された敏腕編集者 久木は、友人の勤めるカルチャーセンターで書道講師を勤める松原凛子と出会い、惹かれあうようになる。お互い家族のある身でありながら、逢瀬を重ねるようになったが、互いの家族に知られるところとなり、社会からも孤立した二人は、その愛を永久不変のなかに閉じ込めるため、究極の愛の姿で心中する。※本書は、1997年・角川書店刊『失楽園』を底本に、再編集して復刊するものです。

[音声DL付]起きてから寝るまで 話せる英文法

  • 価格¥1,870
  • 人気シリーズ「起きてから寝るまで」に文法編が登場! 1日の主な「状況」と文法項目を連動させて学習します。一人で、どこでも、繰り返し学べる「つぶやき」練習法を駆使して、英文法と英会話を連動させて学びます。 ■親和性の高い「状況」&「文法項目」を紐付けて学ぶ 「5分で朝食の準備ができるわ」のように朝は未来、「明日、早起きする必要がなければなあ」のように夜は現在完了・仮定法など、1日の主な「状況」と重要な「文法項目」の中で、親和性の高いもの同士を紐付けて学びます。自然な日常英会話表現を素材に、日常生活と連動させて英文法が学べます。 ■「3ステップ」で無理なく英文法がマスターできる 「朝」から「夜」までの9つの章では、Step 1)その状況と親和性の高い「文法ポイント」を学習⇒Step 2) 「文法ポイント」が日常の英会話でどのように使われるか「身の回りの表現」で学習⇒Step3)「文法ポイント」を含んだ「つぶやき表現」で何度も学習、の「3ステップ」で英会話と英文法を無理なくマスターします。 ■1日の中で英文法を繰り返し学習、弱点もすぐに分かる この本では、「朝」から「夜」まで、1日の生活の流れに沿った形で主要な文法項目を学びます。ですので、繰り返し文法項目が復習できます。また、「朝」、うまくつぶやけなかったら「未来表現」が自分は苦手など、弱点の文法項目もすぐに分かります。 ■音声は無料でダウンロード可能! 本書の学習で使用する音声はすべて無料でダウンロードできます。 ※アルクのメールアドレスIDをお持ちの方が対象です(無料登録できます)。PCの他、スマホアプリ「語学のオトモALCO(アルコ)」(無料)でご利用いただけます。 【目次】 chapter 1 朝⇔未来表現 chapter 2 通勤⇔分詞 chapter 3 オフィスで仕事⇔助動詞 chapter 4 ITライフ⇔比較 chapter 5 家事⇔不定詞&動名詞 chapter 6 家でくつろぐ⇔疑問詞&関係代名詞 chapter 7 休日の外出⇔命令文&感嘆文 chapter 8 外食⇔接続詞 chapter 9 夜⇔現在完了形&仮定法 【対象レベル】 初級以上(英検4級/TOEIC TEST 300点程度) 【学習用無料ダウンロード音声】 全45トラック、約76分。収録言語:英語/日本語。 収録内容:「文法ポイント」「身の回りの表現」「つぶやき表現」に登場する全フレーズが、日本語と英語で収録。 【著者プロフィール】 長尾和夫: 福岡県出身。南雲堂出版、アスク講談社、NOVA などで、大学英語教科書や語学書の編集・制作・執筆に携わる。アルファ・プラス・カフェを主宰。語学書籍の出版プロデュース・執筆・編集を行っている。著書に『起きてから寝るまで 英会話口慣らし練習帳 完全改訂版』『ビジネス英会話 高速変換トレーニング』『英会話8倍増量トレーニング』(アルク)、『絶対「英語の耳」になる!』シリーズ全15点(三修社)、『日常生活を英語でドンドン説明してみよう』(アスク出版)、『英会話 見たまま練習帳』(DHC)、『英語で自分をアピールできますか?』(角川書店)などがある。

【合本版】〈反逆〉号ログノート

  • 価格¥1,836
  • 美貌の女運び屋・レイヴンが活躍する愛と憎しみの“ニュー・スペースオペラ”!  砂漠と荒野ばかりの、辺境の惑星バーディヤ。そのサハラ地区に住まいを持つレイヴン。宇宙船〈反逆〉号の船長で、褐色の肌に黒い瞳の美女、一匹狼の運び屋だ。今回の“ブツ”は、プラチナブロンドの髪をみつあみのおさげにした少女リジィだった……。銀河連邦軍の元戦闘軍用サイボーグ“賢者”を航宙士として雇い、レイヴンとリジィの戦いが、今、始まった。  名作SF「〈反逆〉号ログノート」シリーズ1~4巻が、合本版として登場! ●伊東麻紀(いとう・まき) 茨城県生まれ。お茶の水女子大学理学部化学科中退。大学時代はSF研究会に所属。『宝剣物語』シリーズ、『エストレリャ国異聞』シリーズ(ともに大陸書房)、『海賊ランスロット・華麗なる冒険』シリーズ(角川書店)、『特殊工作員アンジェラ』シリーズ(朝日ソノラマ)などの著書がある。

野心 郭台銘伝

  • 価格¥1,728
  • 「腐った卵を産む鶏は、場所や飼い主を替えても、決してよい卵を産まない」 2016年8月12日、ついにシャープは台湾企業・鴻海グループの傘下にくだった。 自ら独裁を公言し、苛烈な発言を繰り返す創業者・郭台銘(テリー・ゴウ)とは何者か。 M&Aを繰り返す鴻海と、郭台銘の半生から、シャープの行く末を占う。 【著者紹介】 安田峰俊(やすだ・みねとし) 1982年滋賀県生まれ。ルポライター、多摩大学経営情報学部非常勤講師。 立命館大学文学部卒業後、広島大学大学院文学研究科修了。 在学中、中国広東省の深セン大学に交換留学。一般企業勤務を経た後、著述業に。 アジア、特に中華圏の社会・政治・文化事情について、雑誌記事や書籍の執筆を行っている。 著書に『和僑』『境界の民』(角川書店)など多数、編訳に『「暗黒・中国」からの脱出』(文春新書)がある。 【目次】 第1章◆シャープ買収にこだわったホンハイの懐事情 第2章◆自殺者続出、フォックスコン工場の実態 第3章◆ホンハイは中国企業なのか 第4章◆郭台銘の原点、貧困の時代 第5章◆倒産寸前から急成長の謎 第6章◆巨大企業の「皇帝」の懊悩 第7章◆信仰への熱中、強烈な家族愛 第8章◆シャープへの求愛

南島の地名を歩く

  • 価格¥1,540
  • 「南島(奄美諸島、沖縄諸島、大東諸島、宮古諸島、八重山諸島)の地名」の語源やなりたちについて考える。沖縄の地名の特徴、「沖縄」や「琉球」、難読地名「仲村渠(なかんだかり)」の意味と由来など79の論考を集めた南島地名研究の入門書。〈執筆者一覧〉 50音順新垣源勇 /安渓遊地 /石垣繁 /糸洌長章 /上原冨二男 /奥田良寛春 /我那覇念 /金城善 /久高将清 /久手堅憲夫 /崎山直 /島袋伸三 /知名定順 /津波高志 /堂前亮平 /渡久地健 /渡久山章 /名嘉順一 /仲宗根將二 /仲田邦彦 /仲原弘哲 /仲松源光 /仲松弥秀 /中村誠司 /牧野哲郎 /町田宗博 / 松村順一 /宮内久光 /宮城幸吉 新書版あとがき 本書の初版は、『琉球新報』に1990年の1年間、南島地名研究センターの会員が中心となって、毎日曜日に連載された「地名を歩く」を基に、補筆・追加を行い、翌年の10月にボーダインクから発行されたものである。 その初版の連載が始まる前の1986年には、角川書店から『角川日本地名大辞典 47沖縄県』が刊行され、また初版刊行後の2002年には平凡社から『日本歴史地名大系第48巻 沖縄県の地名』が刊行され、沖縄県民をはじめ、多くの方々に琉球・沖縄の地名を考えることが身近なものとなった。 当センターの会員は、これらの大型の地名辞典とは趣を異にし、独自の目線で奄美から先島までの琉球弧の地名を明らかにしてきた。 初版の完売により、新たに増補改訂版が2006年10月に発行された。これもすでに完売とのことである。地名を研究する者にとって、多くの方々がこれらの「地名を歩く」を手に、地名を歩いていることを想うとたいへんうれしくなる。 今回は、新書版として提供するため、紙面が限られていることから、これまでの図表を割愛するなど内容を再編するとともに、前回の増補改訂版で指摘のあった「埋立地の地名」を加えた。 増補改訂版の発行から17年が経過し、執筆者の多くが鬼籍に入られている。本書を読んでいると、その諸先輩方の地名に対する思いが強く感じられ、願いが叶うのであれば、もう1度お目にかかって、さらなるその思いをご教示いただきたいものである。 南島地名研究センターが1982年に発会してから、40年余が経過した。近年は新型コロナウイルスの蔓延により、研究会はおろか巡検も開催することができない日々が続いた。そのコロナもやっと落ち着きが見え、人々に日常が戻りつつある。 本書を手に、新たな「地名を歩く」をはじめなければならない思いでいっぱいである。 結びに、初版・増補改訂版に続き、装いも新たに新書版として、よみがえる『地名を歩く』は、ボーダーインクの池宮紀子社長の並々ならぬ思いの結実である。また、会員の渡久地健氏には、増補改訂版を新書版にするにあたって、編集の労をとっていただいた。記して感謝申し上げる次第である。                南島地名研究センター代表 金城 善

わが命ちさく限りて 歌集

  • 価格¥1,320
  • 「わが命ちさく限りて生きるとも病室の昧爽に一首ずつ得む」??角川書店編集者という激務のかたわら、晩年は癌と闘いながら、短歌誌「氷原」主宰者として、そして歌人として身を削るように詠い生き抜いた日々。晩年に刊行された四冊の歌集から闘病を詠んだ歌を中心に収載した著者最後の歌集。詠い続けることは無限に生きること、という思いを秘め紙の上に刻んだ清冽なる闘病の詩。

プロゴルファーが順天堂大学院で学んだ「成功する人は頑張らない」

  • 価格¥1,296
  • 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 プロゴルファー横田真一が順天堂大学小林弘幸教授に学んだ、成功する人の自律神経との上手な付き合い方。 成功する人は頑張らない、正確に言えば「頑張りすぎない」。 プロゴルファーの横田真一が13年ぶりに、キャノンオープンで復活優勝を飾った、 その背景には順天堂大学小林弘幸教授に自律神経と上手な付き合い方を学んだことにあった。 交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)とのバランスを整えること、 その特性を知ること、成功している人は自然に行っている法則があった。 「優勝争いをしているときは、どのようにペース配分しているのですか?」 優勝経験豊富な一流プロの中島常幸【通算48勝】、 片山晋呉(通算31勝)の二人に聞いたところ、 「朝から、どうどうどう、どれだけ大人しくスタートできるだけだよ」(中島プロ)、 「最終の18番でいい球を打つことしか考えていない」(片山プロ)。 人が集中できるのは40分が限度。 ゴルファーだけでなく、ビジネスマンでも役に立つ、自律神経との上手な付き合い方を伝授する本。 横田真一:茨城県水城高校、専修大学卒。ツアー2勝。 2005年から2年間JGTOの選手会長。 YOKOTA GOLF BASEでは、レッシュ4スタンス理論を用いて 重心バランスの診断から始め、タイプ別にレッスンを行っている。 2013年順天堂大学医学部大学院合格。妻はタレントの穴井夕子。 大ヒットした著書に『プロゴルファーがやっているスコア作りのコツ!』(角川書店)、 『横田真一4スタンスゴルフ』(実業之日本社)などあり、著書数多数。

アーリヤ人の誕生 新インド学入門

  • 価格¥1,210
  • ヨーロッパのラテン語・ギリシア語とインドのサンスクリット語の祖となる、失われた起源の言語??。そんな仮想の言語の話し手として「アーリヤ人」は生み出された。そして、それは瞬く間にナチス・ドイツの人種論に繋がる強固な実体を手に入れる。近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。言語学誕生の歴史から、「すべての起源」インドに取り憑かれた近代ヨーロッパの姿が克明に浮かび上がる!「インド学」はインドで発達した学問ではない。18世紀末からサンスクリット語文献を集めてきたヨーロッパを中心に発達してきた。私たち日本人が抱く「インド」イメージもまた、近代ヨーロッパという容易には外しがたい眼鏡を通して形成されている。植民地インドで「発見」された古典語サンスクリットの存在は、ラテン語やギリシア語との共通性から、ヨーロッパとインドに共通する起源の言語の存在を想像させた。類稀な語学の才に恵まれたイギリス人ウィリアム・ジョーンズ(1746?94年)によるこの「発見」によって、近代言語学は誕生する。同時にオリエンタリズムがヨーロッパを席巻し、『シャクンタラー姫』をはじめとするサンスクリット語文献が次々にヨーロッパで翻訳された。その奔流のなかで『リグ・ヴェーダ』を英訳したのが、ドイツ出身で英国オックスフォード大学に職を得たフリードリヒ・マックス・ミュラー(1823?1900年)である。彼は比較言語学の成果から、『リグ・ヴェーダ』の成立年を紀元前1200年頃と推定し、「アーリヤ人の侵入」を紀元前1500年頃とした。日本の教科書でもよく知られる記述の源は、ここにある。19世紀ヨーロッパで言語学とともに誕生した「アーリヤ人」は、20世紀にはナチス・ドイツによるユダヤ人迫害を生み、さらにはインダス文明が発見されたインドに逆流して、考古学的成果と対峙しながらさらなる波紋を生んでいく??。近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。なぜ言語は常に民族という概念を呼び寄せずにいられないのか。言語学誕生の歴史をひもとくことで「起源」というロマンに取り憑かれ、東洋を夢見た西洋近代の姿を克明に描き出す。インドの実像に目を開く一冊。(原本:『新インド学』角川書店、2002年)【本書の内容】第1章 インド学の誕生ー?十八世紀末から十九世紀初頭のインド・カルカッタ第2章 東洋への憧憬ー?十九世紀前半のヨーロッパ第3章 アーリヤ人侵入説の登場ーー?十九世紀後半のヨーロッパ第4章 反「アーリヤ人侵入説」の台頭??二十世紀のインド第5章 私のインド体験ー??多様性との出会い補 章 出版二十年後に

それでも暮らし続けたいパリ

  • 価格¥1,188
  • 本当に豊かな日常がここにある。 コンビニがない!街は真っ暗!犬のウンチもあちこちに! 不便で面倒で大ざっぱ、危険とも隣り合わせ……。 それでも引き寄せられてしまうフランスならではの魅力とは? 【内容】 《CHAPITRE1》古くて懐かしい街並みとおおざっぱな下町的人情味  1 年々減りつつある犬のウンチ。大目に見てあげたい犬たちの「ひとり散歩」  2 ヒールを隙間にとられる危険が、ますます闘志に火をつける過酷な石畳  3 メリーゴーランド、ペタンクetc.頑ななまでに変わらぬ街の古くさい光景は、平穏で幸せな日常のシンボル  4 「家じゅうを見せる」厄介なしきたりと「屋根裏を空にする」大儀な習慣で人の輪が広がっていく  5 むき出しで土のついた野菜、不ぞろいの果物……マルシェは楽しい社交の場 《CHAPITRE2》あっさりとは対極の面倒で愛あふれる距離感  1 「メルシィ」も言えない無礼な私を人前で叱りつけてくれたパリジェンヌよ、ありがとう  2 「ヴ」と「テュ」のはざまで悩んで、揺れて、いずれ面白くなる心の距離感  3 いくつになっても、ぼくの子猫ちゃん、私のひよこさんと呼び続けるフツーの夫婦  4 恋人でもないのにほっぺたにキスをし合う濃厚な挨拶、ビズ 《CHAPITRE3》「飲む」「食べる」「しゃべる」「休む」すべて、ゆっくり、たっぷり 《CHAPITRE4》不便とイライラがちりばめられた、人間的な日常 《CHAPITRE5》暗い街にひそむ、美しき光と危ない影 《CHAPITRE6》人生はドラマティックな舞台!  1 長いキス、熱い抱擁、でも別れはあっさり。みんな「切り替え上手」な役者  2 「遊び心」に脱帽!思わず涙した人生最大のサプライズ  3 ユーモアは命がけの真剣勝負。逆境でこそ輝くフランスのエスプリ ほか 【著者紹介】 松本百合子(まつもとゆりこ) 上智大学仏文科卒。商社OL、女性誌ライターを経て翻訳者に。2001年よりパリに暮らす。夫は、フランスのグランシェフ、ドミニク・ブシェ氏。パリ8区と東京・銀座のレストラン「ドミニク・ブシェ」では、マダムとしても活躍している。訳書に、ラボリ著「かもめの叫び」(角川書店)、スアド著「生きながら火に焼かれて」(ヴィレッジブックス)、2011年3月の東日本大震災の被害者を主人公にした、リシャール・コラス著「波 蒼祐、17歳のあの日からの物語」(集英社)など多数。

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