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幻冬舎文庫 工藤美代子 幻冬舎ケンランタル シュウブン キシ ノブスケ デン クドウ,ミヨコ 発行年月：2014年08月 ページ数：587p サイズ：文庫 ISBN：9784344422339 工藤美代子（クドウミヨコ） 1950年東京生まれ。ノンフィクション作家。チェコスロバキアのカレル大学留学後、カナダのコロンビア・カレッジ卒業。91年『工藤写真館の昭和』で講談社ノンフィクション賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　南平台の家ー「六〇年安保」の渦中で／第1章　長州の血族ー繁茂する佐藤家と岸家／第2章　満州の天涯ー縦横無尽、私服の「経済将校」／第3章　東条英機との相剋ー悪運は強いほどいい／第4章　巣鴨拘置所での覚悟ー「踊る宗教」北村サヨの予言／第5章　CIA秘密工作と保守合同ー冷戦を武器に接近したダレス／第6章　不退転の決意、安保改定の夜ー情けあるなら今宵来い／第7章　絢爛たる晩節ー憲法改正の執念、消えず 長州の政治家血族として生を享け、少壮官僚として39歳で満州経営に乗り出す。A級戦犯容疑で巣鴨プリズンに3年間拘留されたのち一気に政治の世界を上り詰めた。59歳で保守合同後初の自民党幹事長、翌年第56代首相に就任し60年安保改定を単身闘った。口癖は「金は濾過して使え」。情と合理性と強かさを備えた昭和の傑物を描くノンフィクション。 本 人文・思想・社会 歴史 伝記（外国） 文庫 人文・思想・社会