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若き日の回想を交えて辿る琵琶湖・安曇川・比良山系の民俗歴史散歩。シコブチ神の謎が明かされる。

本書は、九州臨海域および長崎の歴史・文化遺構を異文化のクロスした重要な舞台とみなして、近隣諸国との文化交流の現場それぞれの歴史・文化の堆積を具体的・論理的に分析・考察し、環境位相の解明を試み解説。

∩第25回国際交通安全学会賞受賞∪　先史時代から説き起こし，古代律令制国家の要請によって駅路が設けられ，しだいに幹線道路として整えられてゆく経緯を描き出す。

「魅せられる」ことからはじまる文学・文化の研究。東大文学部・多分野交流演習から生まれた珠玉の講義集。

友禅染，西陣織を軸に，伝統の美を黒衣（くろこ）として支えてきた人びとを訪ねた貴重な記録。豊富な写真によってその仕事場を再現し，風土と産業の関わりを語る。

東南アジアでも最も高い農業生産性を誇るベトナム．その秘密の一つが，斜面での焼畑と水田を組み合わせた複合農業だ．米国とベトナム??かつて闘った二つの国から，農学，生態学，経済学，社会学といった幅広い分野の研究者が参加した15年に亘る共同研究によって，複合農業を初めて詳細に分析．環境持続性と高生産性を両立させるその秘密を探る．21世紀の食料増産・人口問題の鍵を示す．

異邦人の才を輝かす街・ウィーン。そこで活躍した政治家、文筆家、女優、音楽家、建築家、職人、医師、日本人女性ら２４人の列伝。

この街に生起する人びとの関係を、ていねいで鋭い観察により生活世界として描きだす。セクシュアリティ研究、都市論、歴史学の領域を交差させたパイオニア的研究！

コモンズを通して地球史を見つめつづけてきた著者の最新成果にして集大成！

洛中洛外の寺社、名所旧跡の縁起・由来、地誌、古記録はもとより、年中行事、風俗、各町の沿革と変遷など、近世京都の姿を余すことなく伝える、代表的古典書物の集大成。

静岡県の方言研究第一人者が、長い年月をかけて足で拾い集めた資料をもとに書いた方言賛歌。

ドイツ・オーストリアの歴史をひもとき，宮廷文化や都市社会のようすをわかり易く記した入門書。(歴史図書総目録より）

本書は、ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』の一文を導きとして、現在では「ミナミ」として知られる大阪の旧市街地南部の歴史を１８８０年代（明治中期）?１９２０年代（大正・昭和初期）のなかで観察し、盛り場、貧民街、市場、商店街、遊廓など、さまざまな場所の創出や変容、そしてその消滅を「場所の系譜」としてたどり記述する試みである。

西南中国の照葉樹林帯に分布する少数民族ミャオ族は，日本文化と深い関わりをもつ少数民族の一つとして注目を集めている。各地域に分散するミャオ族には異なった特徴がみられる。各地に分布するミャオ族の生活ぶりを，生業形態を中心に明らかに。詳細なミャオ族関連文献付