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東京下町の幅広い読者に愛読された新聞。近代文学、社会史、経済史、芸能史研究者必見の資料。

激動の昭和戦前期において、不偏不党･至公至平の立場を貫き、社会･民衆すべての要求に応えんとした『都新聞』。明治･大正期に続き、昭和期を刊行。収録対象は昭和2年1月1日?昭和17年9月30日。全35回配本。

白馬会/日本美術協会

懐かしき大和路の風景を迫力の画面で楽しむ 日本人の心の原風景が宿る地、奈良･大和路。50年近くにわたりこの地にのみこだわり続け、古代日本人の歴史の舞台を撮影し続けた写真家、入江泰吉。なにげない風景の中に栄枯盛衰の歴史、万葉集に詠われた古代人の心をを見出し、叙情豊かな写真として残してきた。 そんな入江の名作写真224点を、入江泰吉記念奈良市写真美術館開館30周年の記念すべき本年、同館の全面協力のもと、すべての掲載写真をオリジナル原板から最新のデジタル技術で再現。入江本人が制作に関わった写真集を精査しつつ、入江本人がこだわった色調へと再生することに成功。 また入江本人が一枚一枚の写真に込めた思いを、過去の著作物から徹底的に発掘。”入江調”といわれる名作写真が、どのような思いで撮影されたのかを解き明かし、72ページの別添の解説冊子に掲載。 法隆寺、薬師寺、興福寺、東大寺などの古寺、名仏とともに、飛鳥、葛城、山の辺の道など、神話の舞台、万葉集ゆかりの地をとらえた風景写真も必見！ 【編集担当からのおすすめ情報】 横見開き1メートルの超大判サイズで、美術館の展示パネルを間近でみるような大迫力！”滅びの美”と称された奈良大和寺の風景写真、そして深き祈りの思いで撮影された数々の仏像写真を特大の画面でお楽しみください。 懐かしさに包まれ、心の平安を感じるはずです。

1952年7月、治安維持のための調査機関として設置された公安調査庁の内部複製刊行物を復刻。第5回配本は1957年刊行分を収録。左右両翼におよぶ詳細な調査報告として、戦後史研究の基本となる超一級史料。

労働問題を人と人との関係の問題として捉え、広く労働者の購読に供する目的で、大正１０年に協調会が創刊した大衆啓蒙雑誌を全２回配本で復刻。教育の機会均等の必要を論じ、無産政党の動向を詳報、文化記事も充実の内容。

1926年から1944年にかけて毎月上旬に発行された産業福利協会の機関誌を完全復刻。昭和初期から戦時期にかけての災害防止・安全衛生運動が継続的に把握できる貴重な史料。別巻に産業福利ポスター集を収録。《全3回配本》

佐藤政権期の日本と沖縄に関するホワイトハウス特別文書と中央文書を収録。沖縄返還や繊維問題をめぐる日米両国の政治的・経済的課題と解決に向けた模索や苦闘が浮かび上がる。

大正14年に国際建築協会が創刊した『国際建築時論』および後継誌『国際建築』の戦前版全182号を全3回配本で復刻。岸田日出刀、蔵田周忠、前川國男ら一流建築家の寄稿による、モダニズム建築黎明期の日本建築界の克明な記録。

建築工芸協会が1912年(明治45)に創刊。日本近代建築の父・辰野金吾や伊東忠太、大澤三之助、岡田信一郎、関野貞、妻木頼黄、武田五一ら建築家をはじめ、高村光雲、朝倉文夫、黒田清輝、藤島武二ら彫刻・美術家まで、明治日本を代表する造形家たちが寄稿。大判で精緻な写真や図版を多数収録。

戦争は女性に何をもたらしたのか？岡田禎子、佐多稲子、中本たか子、長谷川時雨、真杉静枝……。銃後の女たちの生を解きあかす、戦時下の女性文学の基本作品を集成。（女性問題図書総目録より）