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愛の告白代行会社で働く志賀悦子（しが・えつこ）は、依頼者の相手である男性・音川（おとかわ）から逆に愛の告白をされて、彼の軽薄さに呆れてしまう。その後、依頼者の女性と話した悦子は、彼女の言葉がきっかけとなって自分の初恋相手である村崎（むらさき）に会いたい気持ちを募らせる。そして高校時代の同級生・由美子（ゆみこ）に仕事を依頼された悦子だったが、その相手は意外にも村崎で……！？

ゴーンという轟音と共に、揺れる船体！！　まさかの香港行きの貨物船はタンカーと衝突し、炎上を始めた！！　その最中、真吾の優子救出劇が始まる！！　マフィアとの争いの中、鉄は真吾と優子を助けるため、凶弾に倒れる。沈んでいく貨物船、奇跡的に一命を取り留めた２名は状態も回復していくが、優子の様子がおかしい。真吾を避けるように教師を退職した優子。何も言わずに真吾の前から消えた優子は、父・大二郎と最期の再会を果たす。その目的は、亡き父の敵をうつ復讐の女と化した優子の姿があった。そして真吾の前には優子からの《手紙》が置いてあった……。望月あきら先生が描く最高傑作、禁断＆感動の愛のストーリー、衝撃の第５巻（全８巻）！！

古代超人類の血を引き継ぐ超能力少女・小松崎蘭（こまつざき・ラン）とエスパーサイボーグ・ソネットの戦いを描いたＳＦアクション。スラム街で暮らす16歳の少女・ソネット・バージは、彼女の周囲で奇妙な事件が続発する事から、魔女と呼ばれて疎まれていた。それらの事件がソネットが持つ超能力によるものだと目をつけた悪の組織・タロンは、無自覚な超能力で母親を殺してしまって放心状態のソネットを引き入れて……!?

小半（おながら）教授のＥＳＰ研究所で、突然現れたソネットの電撃で倒れた小松崎蘭（こまつざき・ラン）は、桐生（きりゅう）とともにタロンの研究施設へ連れて行かれる。その後、火をつけられたＥＳＰ研究所に取り残された小半の娘・由里（ゆり）達は、謎の青年によって助けられる。そして目も耳も口も不自由な由里は、青年の掌をなぞってランの危機を知らせようとするのだが……!?

仮母体要員に選ばれた２人の女性に手引きされ、自分のクローンを製造しようとするタロンの野望を阻止した小松崎蘭（こまつざき・ラン）。一方、ランを救出するためタロンの研究所へ向かったバードとワタルと由里（ゆり）は、バードがガードシステムの注意を引きつけた隙に、ワタルが由里の透視能力に誘導されて研究所へ忍び込む。そして警備兵の攻撃をかいくぐるバードだったが、攻撃ロボット・タランチュラに襲われて……!?

最愛の女性・美子（よしこ）を殺した男・津永（つなが）を、この手で地獄に叩き込むと殴り合いに挑んだ桐生（きりゅう）。しかし卑怯な津永は、機関銃を連射して桐生の心臓に弾丸を撃ち込む。それを見ていた小松崎蘭（こまつざき・ラン）は、倒れた桐生をかばってタロンの兵隊から銃撃を浴びる。それでも桐生の生命を維持するべく意識を集中していたランは、古代超人類の怨念を解き放ってしまい……!?

タロンと関係する世界の重要人物が変死する事件が相次ぎ、その奇怪な死に様にエスパーのしわざではないかと考え始める東都日報のデスク・榛原（はいばら）。そんな時、御殿場で黒く巨大な怪物が出現し、他社よりも早く特ダネをつかもうとヘリで現場に急行した東都日報のカメラマン・法（のり）と要（かなめ）は、地上から飛んできたワイヤーに絡まってヘリが墜落してしまい……!?

豪華客船・ジュノー号に潜入したエスパー・イワンは、超能力者３人組・トリプレックスの攻撃に翻弄されながらも返り討ちにする。その後、ソネットと対峙したイワンは、相討ちになって海へ落ちていく。一方、殺人ロボット・タランチュラと遭遇した小松崎蘭（こまつざき・ラン）は、生まれたての子供のようなタランチュラの意識と交信する。そしてタランチュラへと発射された核ミサイルが、近くに迫っていると知ったランは……!?

タロンの機密を探る榛原（はいばら）が、娘・奈留（なる）に切り札を託したと考える斐川（ひかわ）は、奈留を失血死の恐怖にさらして自白させようとする。一方、小松崎蘭（こまつざき・ラン）から奈留の誘拐を知らされたソネットは、メレケス博士に奈留の事を尋ねるが冷たく突き放される。そして奈留を誘拐した犯人・斐川の情報を得たランは、由里（ゆり）とともに奈留の救出に向かうのだが……!?

救出した奈留（なる）の意識が戻った事を、小松崎蘭（こまつざき・ラン）にテレパシーで知らせようとした由里は、その背後から奈留に首を絞められて気を失う。その後、目を覚ました由里は、首を絞められた時の接触から、殺人狂のエスパー・ゲシュペンストが奈留に取り憑いたと知る。そして看護師を殺害して病院を脱走した奈留は……!?　紅い牙の番外編２作品と短編読み切り１作品も収録。

ソネットとの死闘で意識を失った小松崎蘭（こまつざき・ラン）は、タランチュラに救出されて無人島へ連れて行かれる。そこでタランチュラと生活したランは、タランチュラが精神的に成長して知性を身につけた事を知る。そんな時、桐生（きりゅう）とともにランを捜索するワタルからのテレパシーを受け取ったランは、無人島の場所を知らせようとするが、タランチュラにテレパシーを妨害されてしまい……!?

ゲシュペンストに取り憑かれた奈留（なる）は、斐川（ひかわ）の父親を訪ねてタロン幹部・サグに連絡を取ろうとするが、斐川の手下達に取り囲まれる。一方、奈留が４人の少年を惨殺した現場である古い屋敷にやってきた小松崎蘭（こまつざき・ラン）達は、行方不明になった由里（ゆり）の匂いを嗅ぎ取り、そこの地下室で管理人・富岡（とみおか）に世話される衰弱状態の由里を発見するのだが……!?

バンド・NOVAのベーシストとしてプロデビューすることになったバードは、NOVAのボーカル・ソニィの正体がソネットだと知る。その時、「緑の大地」運動はタロンが関係していたと思い込んで激昂するバードは、それを否定するソネットから好きだと告白される。一方、寂れた山村から逃げ出した真知（まち）は、沢から滑り落ちて骨折してしまう。その直後、熊に襲われた真知は、謎の大男によって助けられるのだが……!?

桐生（きりゅう）の部屋を訪れた榛原（はいばら）一家は、娘・奈留（なる）と感動の再会を果たす。その時、奈留は真知（まち）の様子がおかしい事に気づき、真知に触れた小松崎蘭（こまつざき・ラン）は彼女が人形のようだと感じる。そして桐生にすべてを打ち明けるように促された榛原は、Ｋの情報を隠し持つＫの娘・真知を守るために、実の娘である奈留を真知の身代わりにしたと語り始めて……!?

タロン要人の会議が行われる黒部（くろべ）の別荘・安曇ヴィラで、メイドとして働くことになった小松崎蘭（こまつざき・ラン）と由里（ゆり）。しかしそこではなぜか由里のテレパシーが使えなくなり、深夜に電話で桐生（きりゅう）へ連絡を取ろうとしたランは、その電話に女中頭の檜ノ原（ひのはら）が出て動揺する。そしてそこにいた黒部の息子・佳央（よしお）に命じられ、彼の不気味な部屋へ行ったランは……!?

会議とは名ばかりのタロン要人の狂乱パーティに、小松崎蘭（こまつざき・ラン）の超能力は爆発寸前まで追いつめられる。その後、鹿沼（かぬま）に鞭で叩かれ続けて“紅い牙”を暴走させたランは、由里（ゆり）の命懸けの説得で自我を取り戻す。そして負傷した由里を抱えて逃げ出したランは、ワイン蔵に隠れていた時、突然現れたイワンから邪魔をするなと警告されるのだが……!?

若者達を中心に大ブームを巻き起こすヘッドホン音楽プレーヤー「レボ」。しかしレボを愛用する学生達の中には、問題行動を起こす者も現れる。そんなレボの危険性を訴えていた電子工学博士・垂水（たるみ）が、殺人犯にでっちあげられ警察に捕まったと知った桐生（きりゅう）は、イワンに拘置所から垂水を連れてきてもらう。一方、スーパースターになったNOVAのコンサート中、ボーカルのソニィことソネットが雷に打たれ……!?

音の麻薬・レボのウラＣＤの密売人パーティに潜入したイワンは、タロンのエスパー８人に取り囲まれる。そしてイワンの窮地を感じ取った小松崎蘭（こまつざき・ラン）は、超能力でＥＳＰシールドを破壊してイワンを救出する。一方、レボの実験研究施設から逃げ出したバードは、再教育されて別人のようになったソネットに対決を挑まれる。その時、体が動かなくなったバードは、ソネットの容赦ない攻撃を受けていき……!?

不良少女に絡まれていたワタルは、突然現れたマスクで顔を隠した学生達が、天誅だと不良少女の首に縄をかけて殺そうとするのを止める。その時、これは正義だと力説する学生達の姿をテレパシーで受け取った小松崎蘭（こまつざき・ラン）は、王翠の三好（みよし）達と同じだと戦慄する。そして浦賀港で水揚げされたタランチュラをタロンが襲撃する前に、タランチュラへ目を醒ますようにテレパシーを送るランだったが……!?

阿蘇での最終決戦で、溶岩のゴーレムに桐生（きりゅう）、由里（ゆり）、ワタルを人質に取られたバードとイワン。一方、タロンの施設を脱出したメレケス博士は、ソネットの戦いを見届けようとヘリで阿蘇に向かう。その後、ソネットを探して阿蘇を飛行するメレケス博士は、溶岩のゴーレムと目を合わせた瞬間、ゴーレムの正体がソネットだと気づいて……!?　そして小松崎蘭（こまつざき・ラン）とソネットの最後の戦いは？　愛の力が奇跡をおこす完結巻。