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黄金の犬

  • 価格¥540
  • 飼い主・北守夫妻との再会も束の間、ゴロは再び危機に直面する。北守の妻・礼子が、武器輸出汚職事件の黒幕の魔手に陥ち、拉致されたのだ。黒幕の命を受けた暴力団に北守は射殺され、無数の銃口がゴロを狙う。そのゴロの足跡を追い、礼子救出と汚職の黒幕逮捕に執念をみせる刑事官・安高則行。北海道から舞台は西へ――人間と動物の命を賭けた衝撃のハード・ロマン!

純白と黄金

  • 価格¥726
  • “純白の悪魔”それは最強と称された少年の異名。ヤンキーの聖地・東北で100人の敵を叩き潰した後でさえも彼のシャツには、返り血一つ存在しなかった。数多の伝説と偉業によりその名は全国に轟き、遠くない未来に全てのヤンキーが彼の舎弟になるだろうと囁かれていたが…ある日、彼は姿を消した。時は流れ、ヤンキー全盛時代。東京最大の喧嘩都市・猫丘区では第二の“純白の悪魔”を生み出すため、六つの高校が参戦する盛大な喧嘩が始まろうとしていた。そんな狂騒の最中、一人のオタクの少年が猫丘区に降り立った。名を安室レンジ。かつて圧倒的な力で東北の頂点に君臨し、ヤンキーを引退した“純白の悪魔”だった?。

黄金の服

  • 価格¥649
  • 復活した悲運の作家の青春小説集 泳いで、酔っ払って、泳いで、酔っ払って…。夏の大学町を舞台に、若い男女たちが織りなす青春劇。プール、ジャズ、ビール、ジン、ラム、恋愛、セックス、諍い、そして暴力。蒸し暑い季節の中で、「僕」とアキ、文子、道雄、慎の4人は、プールで泳ぎ、ジャズバーで酒を飲み、愛し合い、諍いを起こし、他の男たちと暴力沙汰になり、無為でやるせなく、しかし切実な日々を過ごす。タイトルの出典であるガルシア・ロルカの詩の一節「僕らは共に黄金の服を着た」は、「若い人間が、ひとつの希望や目的を共有する」ことの隠喩。僕たちは「黄金の服」を共に着ることができるのだろうか? 他に、職業訓練校での野球の試合をモチーフとした「オーバー・フェンス」、腎臓を患って入院している青年の日々を描く「撃つ夏」を収録。青春の閉塞感と行き場のない欲望や破壊衝動を鮮烈に描いた短篇集。「黄金の服」と「オーバー・フェンス」は芥川賞候補作品。

黄金街

  • 価格¥1,562
  • 大事な人をなくし、いまは小さなバーを営む渚。街のギター流しの入院を聞き、思いは揺れる。切なくも温かい人生を切りとる珠玉の6篇

黄金の猿

  • 価格¥575
  • 森の中にある瀟洒なホテルのバー「黄金の猿」に集う男と女。新婚の夫婦、兄と妹、愛人たちに囲まれる退廃的な女、物欲しげな男たち。裏の林を夜毎に若い女が歌い、徘徊する。激しくぶつかり、やがて溶け合う思弁と肉体の蠢き。繰り広げられる愛と性についての妖しい対話──。男女の心の襞を磨き抜かれた言葉で描く「黄金の猿」3部作をはじめ、珠玉の全4編を収録。いま最もスリリングな日本語の使い手による、日本文学の最前線。

黄金の庭

  • 価格¥1,028
  • お寺の閻魔様が動きまわり、公園の池の蓮の花からはお釈迦様が現れる。次々と奇妙なことが起こる町に引っ越してきた青奈の目下の悩みは、子どもができないことと職探し。ある日、質屋で手に入れたオパールの指輪がしゃべり出し…。ときに優しく、ときにシニカルに。家族とは、夫婦の愛とは、そして人生の幸福とは──。不思議な町で暮す人々の平凡な日常を柔らかな文章で描く、新しい大人のファンタジー。「この『黄金の庭』という小説のリアルなところは、まったり、ゆったりしている部分です。(中略)非日常は、まったりとした日常のうえで起こる。すごく小説的でありながら現実的で、小説としか言いようがないものです。(高橋源一郎氏・「青春と読書」2013年2月号より)」第36回すばる文学賞受賞作。あたたかな感動を呼ぶ、新たな才能のデビュー作。

黄金の糸

  • 価格¥1,382
  • 甲州の隠し金で大逆転を狙え! 甲府、江戸、横浜、富岡製糸場……。信玄ゆかりの金貨争奪戦の行方は!? 最後の甲州金、お前らには絶対に渡さぬ! 幕末、甲府勤番士の幕臣・高木東助は、城に眠る数千両の甲州金を、攻め寄せる官軍から守りぬくため、秘密裏に江戸の両替屋へと運び込む。しかし、次々と金を狙う刺客が現れ東助たちに襲いかかる。幕府再興を期して忍従の日々を送るが……時代に翻弄された男が戦いの果てに見出した人生の活路とは!? 「莫大な甲州金を手にした主人公がどのように幕末・維新を乗り超えたのか、彼とともに時空を超えて歩み続けて戴けたなら、著者として望外の喜びである。」――著者「あとがき」より

ニュータウンは黄昏れて

  • 価格¥810
  • バブル崩壊前夜に買ってしまった分譲団地。20年近く経つ今もローンを抱え、織部頼子は節約に必死だ。その上、老朽化による建替え問題に振り回される日々。一方、娘の琴里(ことり)は27歳フリーター。ある日、友人の三起子にイケメン資産家の彼氏を紹介される。が、彼女は失踪し、いつしか琴里が彼と婚約することに。織部家、まさかの人生大逆転?! 一気読み必至の傑作社会派エンタメ長編。

黄金列車

  • 価格¥1,980
  • 第二次世界大戦末期。ハンガリー大蔵省の役人のバログは、敵軍迫る首都から国有財産の退避を命じられ、ユダヤ人の没収財産を積んだ「黄金列車」の運行に携わることになる。混乱に乗じて財宝を狙う有象無象を相手に、文官の論理と交渉術で渡り合っていくバログ。過酷な日々の中、胸に去来するのはかつて青春を共にしたユダヤ人の友人、そして妻との出会いだった。輝くような思い出と、徐々に迫ってくる戦争の影。ヨーロッパを疾駆する列車のなか、現在と過去を行き来しながらバログはある決意を固める?。

黄金時代

  • 価格¥3,080
  • 本書は、一八九五年に出版されたケネス・グレアムの短編集『黄金時代』The Golden Ageの全訳に、作品の解題、訳註、年譜を加えて構成されています。

浮かれ黄蝶

  • 価格¥649
  • 麻生家に通う途中で見かけた新内流しの娘の視線に、思惑を量りかねる麻太郎。ある日その娘がひったくりに遭い、その荷物を麻太郎が取り返してやるのだが…。麻太郎、花世、源太郎たちが大活躍する表題作をはじめ八篇を収録。次巻より、文明開化の東京へと舞台を移す人気シリーズ、「江戸のかわせみ」の掉尾を飾る一冊。

黄金の怪獣

  • 価格¥594
  • 少年探偵団員からスリの疑いをかけられた玉村銀一君。身に覚えのないその悪事は、実は自分にそっくりの偽者が働いていた。銀一君のまわりで、次々に本物と入れかわる偽者たち。宝石店に、美術店に、そしてついに小林少年が…!すべてはニコラ博士の恐るべき陰謀だった?。

黄金三角

  • 価格¥638
  • 第一次世界大戦で右足を失ったベルバル大尉は、父の墓で、自分と美しい看護婦・コラリーにまつわる深い謎と不思議な運命を知る。やがて二人は、ルパンと敵国ドイツのスパイが「黄金三角」という言葉と、十億ドルもの金貨をめぐっての命がけの戦いに翻弄されていく…。

黄金のリンゴ

  • 価格¥410
  • 家事カンペキ系女子高生の凜子。あだ名はオカン…。でもそれは、亡くなったお母さんの代わりに家事を一生懸命やっているから! 芸能プロダクションの社長をしているお父さんが、突然、大人気芸能人・竜司を連れて帰ってきた。 一緒に住むらしい…。 え!? 何で!? 恋を知らなかったオカン系女子高生の初恋が始まる…。

黄金のロバ

  • 価格¥756
  • 原題は「変身譚」で、魔法によってロバにされてしまった若者ルキウスの遍歴を描く。ロバのルキウスはつぎつぎと競売にかけられて飼い主の変わるなか、あちこちと連れまわされ、何度も命を脅かされながら当時の世態を目の当たりにする。バラの花を食べて、ぶじに人間の姿にもどれるのは、はたしていつの日か? ルネサンス時代に再発見されて以来、愛読されてきた、風刺のきいたファンタジー。

黄金のトランク

  • 価格¥324
  • 地獄谷の霧の中からやってきた、黄金のトランクを持った男の正体は、いったい何?そして、行く先々で黄金をバラまいて歩く、この男のねらいは?金が多くなりすぎたために、混乱を起し始めた世界はどうなるのか!?

黄金の日日

  • 価格¥648
  • 戦国の争乱期、南蛮貿易によって栄える堺は、今井宗久、千利休ら不羈奔放な人材によって自治が守られ、信長や秀吉たちもその豊かな富に手を出すことができなかった。今井家の小僧、助左衛門は危ない仕事を何でも引受けることで戦国武者たちの知遇を得、大船を仕立てて幾度かルソン(フィリピン)に渡り巨利をなす。――財力をもって為政者と対峙し、海外に雄飛していった男の気概と夢。

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