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「新出　菱川師宣の肉筆画」特輯に当つて執筆＝國華編輯委員会菱川師宣筆　江戸名所風俗図巻執筆＝小林 忠（國華社）菱川師宣筆　浮世人物・七福神遊楽図執筆＝黒田泰三（出光美術館）他。

神が乗る駿馬、各地の華やかな祭り、神と遊ぶ踊りや獅子舞や神楽、七福神や節句、念仏講等の行事の情景から神払に託す思いを読み解く。

本書は元禄３年に刊行の「仏神霊像図彙」の明治増補版を底本とし復刻したものであるが、元禄版にくらべて絵はかなり繊細で優美な表現になっているので、見ているだけでも心が洗われる。全体は九品之陀仏、七仏薬師、十六大菩薩、二十五菩薩、七観音、三十三体観音、六地蔵、五大力菩薩、五大尊明王、天部諸神、七曜星、九曜星、二十八宿、十二宮、十二天、六大黒、七福神、三十日秘仏、山王七社権現　熊野三社権現、高野山四社権現、諸童子眷属、十羅刹、薬師十二神将、弁財天十六童子、不動童子、大般若守護十六善神、観音二十八部衆、仏具に大別さ

いわゆる風水地相術の古典。風水家相の定番的な書物はないかとの問い合わせが多く、セレクトした。戦前の刊行だが、今でも地相家相のスタンダードになっている。そもそも地相家相といえば白龍子、いわば易の高島嘉右衛門みたいなものなので、いまでもその霊験にあやかって白龍子を名乗る運勢屋さんが多い。こういうものはあまりこだわりすぎてもよくないが、知っておいて損はない。『地相家相方位吉凶』とともに研究されたい。各方位の欠け・張りの吉相及び凶相／二十四山方位の図／北斗七星の移動と家相／樹木総論および各説／水気総論および各説／四神の備えの最大吉相／宅地内鎮守総論／倉庫・井戸・池の方位を定める秘訣／坎宅離向・巽門最大吉相の秘訣／永久子孫に家福を伝える秘訣／神棚を祀る秘訣等々。

百観音・四国八十八カ所を初め、不動・薬師・地蔵・十三仏・十二支・七福神霊場、各宗祖師の霊跡、本山・尼寺・花の寺など、現在巡れる日本の全霊場を分野別に網羅。「巡礼の手引き」を付した、待望の霊場百科事典。

中・上級編として七福神、十三仏、二十五菩薩から聖徳太子、天井画、昭和大納経口絵へと展開する骨描きを中心にした描法を披露して、読者の要望に応える。

人は神仏に何を祈るのか。祈願・禁忌・占い・まじないなどを通して解明。地名や命名の心意、色・音・匂いの民俗的な意味を問い、近世の絵馬・七福神から現代都市の怪異に至るまで、現代における宗教の意味を明らかにする。

８００万の神を持つ日本人にとって神と仏とはどのような存在なのか。七福神や山の神・家の神などの信仰を探り、カミ信仰の原点に迫る。