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企画院・商工省・陸海軍などの思惑が絡みあう、審議会の答申とその作成過程を分析。「大東亜共栄圏」構想の経済的側面を解き明かす。

法制、文学、金融、企業経営、官僚、東亜同文書院、台湾協会など多岐にわたるテーマの論文を１９篇収録する。東京同文書院について　馬場毅著．　東亜同文書院で学んだ台湾人学生について　武井義和著．　台北帝国大学から愛知大学へ　佃隆一郎著．　台湾における中華民国法制の「脱内地化」の進展と限界　王泰升著　村上享二訳．　戦後初期台湾人群分類の調整及び法律効果　曾文亮著　加藤紀子訳．　戦後台湾の司法における日本的要素　劉恆?著　大野絢也訳．　歌を聴いて字を識る　陳培豊著．　「台湾文学」と「中国文学」の接木及びそれに関連する言語と文字の問題　黄美娥著　三好洋子訳．　台湾新文学運動と厨川白村　工藤貴正著．　日本統治期視覚式消費と展示概念の出現　李衣雲著　武井義和訳．　日本植民統治初期　一八九五?一九一二における三井物産台北支店及びその砂糖交易に関する一考察　黄紹恒著．　戦後初期において台湾中小企業が植民地時代から継承したもの　謝國興著　佃隆一郎訳．　戦後初期台湾における産業組合の改組及び発展に関する考察　李為?著．　百年の養殖漁場　楊彦傑著　小嶋祐輔訳．　満洲国政府における台湾籍高等官　一九三二?一九四五年　許雪姫著　湯原健一訳．　技術系植民地官僚の形成と交流　湯原健一著．　水利会組織の変化と人事変遷　薛化元著　野口武訳．　戦後日本における台湾協会の再建　鍾淑敏著．　台湾北部角板山タイヤル族の戦中と戦後　菊池一隆著