10年近く前に購入したコイズミの学習机に付いていたデスク専用の蛍光灯照明器具が壊れ、
その用途の代替品として購入。購入の決め手は以下の3点でした。
(1)照明部の幅68cmという大きなサイズ。(2)値段が安い。(3)ユーザーの評価が高い。
届いた本製品を学習机に取り付け(付属クランプ金具で取り付け)使用開始しましたが、
学習机用照明としての機能(広いデスク面を明るく照らすこと)に大満足です。
(学習机などの広い範囲を均一に照らすには、それに対応してライト部分が大きい必要があります)
本製品を購入して本当に良かったと感じました。デザインもシンプルで学習机用として
好ましいです。アームの可動部の動きも必要にして十分なものでした。
世の中には色調を変えられたりできる割高なデスク用照明器具もありますが、
学習机に必要な機能だけを実直に実現した本製品のような製品は少なく(事実Amazon上ではこれだけ)
ユーザあるいは消費者が真に求めているものを実現している点は大手メーカーも見習ってほしいです。
今まで使っていた蛍光灯照明器具は32Wの直管蛍光灯を使用したもので蛍光灯の長さだけでも
83cmあり、机の横幅109cmに対して申し分のない明るさが確保されたすばらしいものでした。
しかし、気が付くとこの間に白熱電灯だけでなく蛍光灯の時代も終わっていて、代替品はLED照明
しか選択できない時代になっていました。LED電球は省エネの点ですばらしく、事実、我が家の照明も
大方をLEDに移行させました。しかし、LEDは点光源という特性があり、広い範囲を均一の明るさで
照らすには基本的に弱点のある照明デバイスであることは認識していた方がいいです。
今でも当方は学習机用の照明として直管蛍光灯がベストであると考えています。
しかも、今まで使用していた蛍光灯器具が使えなくなった原因は直管蛍光灯の玉切れ(寿命)ではなく、
器具側のインバータ回路の故障にあったのですからなおさらです。
つまり、蛍光灯自体は10年近くの期間に寿命に達しなかった訳ですし、
今回の事例では管球の寿命より先に半導体デバイス(インバータ点灯回路)に問題が生じたのですから、
蛍光灯は消費者に利するものなのです。
その反対にインバータ回路などの半導体回路は意外に耐久性がないということも併せて示しています。
何が言いたいかというと、LED照明の一般的な公称寿命である40000時間は実際には証明された値ではない点と、
LED照明が使えなくなるのはLED素子自体と周辺回路も含めた半導体がダメになるという点です。
ですので、本製品も含めてLED照明の製品寿命には消費者として今後注視していく必要があると思います。
メーカー | タンスのゲン |
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製造元リファレンス | 26815 |
梱包サイズ | 95 x 16.6 x 10.4 cm; 3.5 kg |
ASIN | B0085GU7ZE |