【Amazon.co.jp限定】ラブライブ! サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow (特装限定版) (録り下ろしドラマCD付) [Blu-ray]
フォーマット | Blu-ray, 限定版 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 5 時間 |
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メーカーによる説明
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【Amazon.co.jp限定】ラブライブ! サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow (特装限定版) (録り下ろしドラマCD付) [Blu-ray] | ラブライブ! サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow (特装限定版) [Blu-ray] | ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow [Blu-ray] | |
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価格 | — | ¥1,155¥1,155 | ¥1,800¥1,800 |
フォーマット | Blu-ray | Blu-ray | Blu-ray |
仕様 | Amazon.co.jp限定版 | 特装限定版 | 通常版 |
商品の説明
Amazon.co.jp限定特典として「録り下ろしドラマCD」が付きます。
【Amazon.co.jp限定特典】
■録り下ろしドラマCD「Aqoursのお泊りプラン ~イタリア編~」
※対象商品:Blu-ray(特装限定版)
≪出演:Aqours≫
高海千歌(CV.伊波杏樹), 桜内梨子(CV.逢田梨香子), 松浦果南(CV.諏訪ななか),
黒澤ダイヤ(CV.小宮有紗), 渡辺 曜(CV.斉藤朱夏), 津島善子(CV.小林愛香),
国木田花丸(CV.高槻かなこ), 小原鞠莉(CV.鈴木愛奈), 黒澤ルビィ(CV.降幡 愛),予定
―きっと明日も輝ける!
【作品内容】
■TVシリーズのその後を描く、完全新作劇場版! 2016年7月~9月に放送されたTVアニメ1期、2017年10月~12月に放送されたTVアニメ2期。本作はTVシリーズのその後を描く完全新作劇場版!
【特典内容】
■新録AqoursオリジナルソングCD
■ブックレット(24P予定)
■清瀬赤目 mini illust book
『ラブライブ! サンシャイン!!』公式イラストレーターの清瀬赤目先生のイラストを収録したスペシャルイラストブック!
■特典ディスク(Blu-ray)
<収録内容>
・初日舞台挨拶映像(1月4日実施)
1月4日に沼津市民文化センターで実施した初日舞台挨拶の映像を収録!
・ラブライブ! サンシャイン!!Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING 2018 ユニット対抗全国ツアー 東京公演(3月3日 2回目公演)
映像特典
■ラブライブ! サンシャイン!!フォトセッション
劇場にて本編上映前に上映された週替わり特別映像を全10種完全収録!
■劇場特報、本予告、CM集
■ノンテロップED
他、仕様
■キャラクターデザイン室田雄平描き下ろし特殊三方背ケース
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追加仕様:
ラブライブ! フェス チケット先行抽選申込券封入
■ラブライブ! フェス詳細
【日程】2020年1月18日(土)、19日(日)
【出演】μ's、Aqours、Saint Snow、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
【場所】さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)
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【スタッフ】
原作:矢立 肇/原案:公野櫻子/監督:酒井和男/脚本:花田十輝/キャラクターデザイン:室田雄平/セットデザイン:高橋武之/美術監督:東 潤一/色彩設計:横山さよ子/CGディレクター:黒﨑 豪/撮影監督:杉山大樹/編集:今井大介/音響監督:長崎行男/音楽:加藤達也/音楽制作:ランティス/アニメーション制作:サンライズ/製作:2019 プロジェクトラブライブ! サンシャイン!!ムービー/配給:松竹
【キャスト】
高海千歌:伊波杏樹/桜内梨子:逢田梨香子/松浦果南:諏訪ななか/黒澤ダイヤ:小宮有紗/渡辺 曜:斉藤朱夏
津島善子:小林愛香/国木田花丸:高槻かなこ/小原鞠莉:鈴木愛奈/黒澤ルビィ:降幡 愛
登録情報
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 340 g
- メディア形式 : Blu-ray, 限定版
- 時間 : 5 時間
- 発売日 : 2019/7/26
- 字幕: : 英語
- 販売元 : バンダイナムコアーツ
- ASIN : B07QKTFQ3G
- ディスク枚数 : 3
- Amazon 売れ筋ランキング: - 24,282位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
映画も観に行きましたが、Blu-rayも買って良かったです。
[1].ご注意(まずお読み下さい)
[2].終わらない旅への想い(まえがき)
[3].始めに、この作品の空気に触れた私は…
[4].どうしても、伝えたいこと
[5].この作品に込められたメッセージから私が導き出した、この作品における3点のキーワード
[6].私が独自に示す、この作品における54の視点(答えではない)
[7].この作品を観終えて感じたこと
[8]."ラブライブ!シリーズ"と私の出会い
[9].様々な、感謝の気持ち
[10]."ラブライブ!シリーズ"に親しむことで生まれた、私が抱く、心の景色
[11].未知なる明日を夢見て…
〜〜〜
[1].ご注意(まずお読み下さい)
このレビューにはこの作品のネタバレ要素(物語の内容や結末含む)や個人的解釈(公式の見解ではない)が多く含まれます、ご了承下さい。
よって、この作品の内容や視聴者の意見を知ってから鑑賞したいという方以外は、一度本作品を鑑賞されてから、このレビューを読まれることをお勧めします。
また、このレビューは、この作品及び関連する内容(私自身の確かな経験を含む)に関する、一般的な一ファンとしての解釈や気持ちを表現したものであり、それ以上でもそれ以下でもありません(長文ですが、どれもお伝えしておきたい内容ですのでご了承下さい)。
決して、レビューに関する特別な他者との関係等や本来の目的を超える意図はないことを、ここに明記しておきます。
その前提の上で、この作品を鑑賞されるかどうか、考察してみるかどうかは、皆様の自由意志にお委ねします。
この作品を始めとした創作物において、本物の感動は実際に創作物を観ることでしか味わえない、"百聞は一見に如かず"、です。
今回の場合は、聞く、ではなく、文章ですが、一見と決め付けず、何度でも…
[2].終わらない旅への想い(まえがき)
人生という旅において、"始まり"と"終わり"は、どのような存在なのでしょうか。
確かに、全ての"始まり"は"終わり"に向かっていると捉えることが一般的でしょう。
しかし、"終わり"は、次の"始まり"となってゆく、或いは、誰かがその旅を受け継いでいく限り、"終わり"はそもそも存在しない、そう信じることができる希望、私達には、何よりそれが必要なのかもしれません。
[3].始めに、この作品の空気に触れた私は…
皆様はこの作品、"ラブライブ!サンシャイン‼︎The School Idol Movie Over the Rainbow"をご覧になりましたか?
もう観たという方は、いかがでしたか?
まだの方は、この"ラブライブ!シリーズ"にどんな印象をお持ちですか?
前世代のμ'sの劇場版が上映された際の盛り上がりは、その頃の私はまだこのシリーズを知っていませんでしたが、特筆に値するほどの人気を伺える様子だったそうですね!
私もTV放送版で観ましたが、彼女達の今向き合っている人生への歩み、その最高の瞬間を傍で見守ることができる、素直に素敵な作品だと感じました。
その伝統を一部受け継ぐ今作の、Aqoursが主人公となるこの劇場版も、良い意味で期待を超えていると感じられて、キャラクター、背景、音楽、ストーリー、挿入歌とそのアニメーション、どの視点からも、とても見応えがありました。
きっと皆様も様々な視点で観て、あらゆる感動を抱いたことでしょう。
もしかしたら、あのオープニングで物語の始まりから圧倒され、Aqoursを中心とする"ラブライブ!サンシャイン‼︎"の世界観と、内浦、沼津の魅力の虜になったのでは、と皆様の感動を密かに想像してしまいます。
私も、正にミュージカルの要素を持つ格別の演出で、Aqoursの新たな物語の始まりを描いたあの場面のあの数分間、これから楽しい物語が始まるのだから泣かないぞ、と心に呼びかけつつも、思わず涙が出そうになる、それほどの感動と鼓動の高鳴りとはこの時抱いた感情のことを表すのか、と後から振り返って感じたように、いつの間にか内浦、沼津で彼女達と同じ時を共有している感覚に浸っていたこと、それ以降の場面からエンディングにかけて、終わることのない感動と充足感を抱きつつ、それらを超えて、これからもAqoursの軌跡と共に歩む時を守り続けたいという静かな決意を心に抱いたことを、今でも鮮明に思い出します。
劇中で舞台となったイタリアも非常に美しく、情緒があり、本物と思えてしまうほどのリアリティを備えて描写されていると感じ、イタリアどころか海外旅行にすら行ったことのない私にとっては、どの建造物も、どの景色も、どのイタリアの人々も、まるで本当に旅をしているかのような嬉しい実感を持たせてくれ、可愛らしいAqoursのメンバーと、美しい劇中音楽の数々も、その魅惑的な旅に華を添えてくれました。
作品に登場する歌のどれもが私に、音楽による格別の景色を見せてくれ、私にとって忘れられない大切な思い出へと昇華したことを踏まえても、スクールアイドルとは、歌と踊り、衣装や個人の魅力、グループとして生み出す魅力で、生きている間ずっとその時の感動を共有していたくなるような気持ちにさせてくれる嬉しさや楽しさ、どんなことがあっても生きていこう、と少しずつ決意を固めていく際に必要不可欠な、前に進む勇気を与えてくれる存在なのだ、と改めて彼女達の生きる姿、その全てが尊いことをしみじみと感じました。
この特装限定版は特典も豪華で、コレクションにすることが楽しみになると思います。
"サンシャイン‼︎"のアニメ系統のBlu-rayはこれで一先ず揃ったことになるので、感慨もひとしおです。
[4].どうしても、伝えたいこと
ところで、この作品や、今までの"ラブライブ!シリーズ"の約9年間に生み出された作品に対して、様々な評価や意見が生まれていると思います。
始めに言っておきますが、人の個性が無数にあるように、ある作品に対する評価も人の数だけあることは当然であり、その様々な意見が、多様性のある、懐の深い社会を生み出すため、むしろ素直に批評する人がいることは素晴らしいことだと思います。
しかし、一般的に言葉というものは、誰かを笑顔にさせることもできる一方で、誰かを悲しませてしまうこともあるものです。
私自身も、そのことを深く受け止め、反省する気持ちも生じます。
ここで、この作品を非難する気持ちを持つならば、賞賛する人の気持ちを、この作品を賞賛する気持ちを持つならば、非難する人の気持ちを、考えてみると良い、と感じました。
きっと、自分の意見だけが絶対ではない、ということに気付くはずです。
そうすれば、相手に対しての理解も生まれるでしょうし、歩み寄る気持ちも生まれることでしょう。
実はそれが、この"ラブライブ!シリーズ"が伝えたかったことの一つなのではないでしょうか?
例えば絢瀬絵里ちゃんに手を差し伸べた高坂穂乃果ちゃんのように、また長いすれ違いの末に和解した松浦果南ちゃんと小原鞠莉ちゃんのように。
また、確かに彼女達はまだ未熟と感じられる面もあるかもしれませんが、それこそが彼女達のありのままの姿であり、魅力を感じられる姿であり、愛おしい姿なのだと、私は伝えたいのです。
そして、このシリーズの制作に携わる全ての方々は、きっと大変な覚悟と溢れんばかりの愛情を持って、日々作品を生み出していると思います。
その取り組む姿勢は、絶対に、遊びではないのです。
この作品、これまでに生み出された数々の作品から、そのことが紛れもなく伝わってきます。
こうした方々が私達に夢と情熱を届けてくれたように、私も改めて、感謝の温かな気持ちを抱いて、このシリーズと向き合いたいと願いました。
その想いが重なる時、きっと私達の奇跡は起こるはずです。
[5].この作品に込められたメッセージから私が導き出した、この作品における3点のキーワード
この物語では、卒業する3年生とAqoursを続ける1・2年生という関係性のAqoursと、応援する様々な人々の存在が重要ですが、Aqoursとの関係性において忘れてはならない存在が3項目に分けて示せると思います。
それは、
①Saint Snowのメンバーと浦の星女学院(出身)の生徒、Aqoursの各メンバー、
②浦の星女学院(出身)の生徒が来期から通う予定の学校における生徒、及び一部の父兄と、小原鞠莉ちゃんの母親、また、この項目で示した人物達とAqoursの関係を見守っていた月ちゃん、
③統廃合となった浦の星女学院と内浦、沼津、及びAqoursの3年生、
この3項目です(今提示した存在はあくまで一例で、絶対的な分類ではありません)。
これらの項目から導き出せるキーワードが3点あると思います。
それは、
①仲間や周囲の人を心から思いやるといった、様々な愛の心、
②過去に区切りをつけ、互いに相手を認める心、
③思い出や経験、出会いといった概念において、別れの後も心の中に、いつまでも残っていくという実感
(若しくは、たとえ別れの切なさを感じる瞬間があったとしても、心の中で再会できるという希望があること)、
この3点で(個人的な解釈による言葉です)、先に示した同じ番号の存在と関連していると私は考えています。
敢えて詳しい解釈をこの場では提示しませんので、これらの点が物語でどのように示されているのか、または、物語で暗示されていることによって、これらの点からどのように物語を解釈できるのか、是非鑑賞した上で考えて頂きたいと思います。
他にこの物語の特徴を挙げるとしたら、Aqoursの1、2年生が今後について考える様子、3年生の心境、イタリアでの体験やライブの準備等での彼女達が今を心から楽しむ姿、様々な象徴的な描写、でしょうか。
この文章に書き尽くせないほどの魅力を、私は発見することができました。
…これで終わりでは皆様も少し物足りなく思われるかもしれないので、私なりに定義した、この作品における、考察すると良いであろう視点を示します(全54)。
[6].私が独自に示す、この作品における54の視点(答えではない)
"ラブライブ!シリーズ"の一つであるこの作品は、様々な想像をしてこそ楽しめる、どのように考察するのか、想像するのかを鑑賞者に委ねている部分も大いにある作品だと思います。
作品中で答えが明確に説明されていなくても、皆様それぞれの答えは同じではなくても、この作品で気になった点に関する自分だけの答えは見つけることができるはずです。
なお、実際に考察してみるかどうかは、皆様の自由意志にお委ねします。
・劇中歌、"僕らの走ってきた道は…"の演出には、制作に携わった方々のどのような想いが込められているのでしょうか。また、この歌の舞台である内浦、沼津は、Aqoursのメンバーにとってどのような輝きを見つけることができる場所なのでしょうか。
・浦の星女学院(出身)の生徒が来期から通う学校における生徒、及び一部の父兄は、それぞれ彼女達にどのような印象を持っていたと理解、推察できるのでしょうか。また、その背景にはどのような事情があることが理解、推察できるのでしょうか。
・作品中で、スクールアイドルに対する世間の抱いているであろう印象が語られていますが、それはどのような印象でしょうか。また、その世間に対してAqoursのメンバーは、どのような姿勢を示すことができると考えられるのでしょうか。
・来期から通う学校に関わる一連の出来事で、Aqoursの1、2年生はどのような心境を抱いたのでしょうか。また、この頃には新しいAqoursについて、どのように考えていたのでしょうか。
・月ちゃんは、Aqoursのメンバーにとってどのような存在だったのでしょうか。また、彼女達と時を共にする間、彼女はどのようなことを考えていたのでしょうか。
・イタリアでの素晴らしい体験、その豊かな文化は、彼女達の人生観にどのような影響を与えたのでしょうか。また、彼女達は故郷について、どのように見つめ直し、より愛着を持つに至ると考えられるのでしょうか。
・劇中歌、"逃走迷走メビウスループ"での3年生からは、どのような魅力を感じることができるのでしょうか。また、この歌には彼女達のどのような心境が込められているのでしょうか。
・イタリアという特別な場所で、Aqoursのメンバーはどのような場面で絆を深めていたのでしょうか。また、彼女達はこの場所で過去、現在、未来について、どのように考えていると想像できるのでしょうか。
・"スクールアイドルは、くだらなくなんかない!"という言葉(一部抜粋)と仲間の表情から、鞠莉ちゃんと仲間にどのような感情が生じたことが理解、推察できるのでしょうか。また、この場面に至るまでに、鞠莉ちゃんはどのような心の葛藤を抱いていたと考えられるのでしょうか。
・劇中歌、"Hop? Stop?Nonstop!"での様々な描写、表現、歌詞、曲は、どのような世界観や意味を表しているのでしょうか。また、この歌で彼女達は集まった人々に、彼女達の経験を基にどのようなことを伝えようとしたのでしょうか。
・イタリアにおける最後の場面での、"でも、分かってくれたんだと思う"(一部抜粋)という言葉は、相手がどのような気持ちを抱くようになったであろうことを感じている言葉でしょうか。また、彼女達にはどのような心境の変化、成長があったと考えられるのでしょうか。
・今後、小原家における3人の関係は、どのように変化していくと想像できるのでしょうか。また、鞠莉ちゃんはどのような精神面での変化、成長があったと考えられるのでしょうか。
・理亞ちゃんの様子、彼女がAqoursのメンバーに対して発した言葉の背景には、どのような事情があったのでしょうか。また、理亞ちゃんのこれまでの経験から物語の後半にかけて、姉の聖良ちゃんに対して、どのような心の動きがあったことを理解、推察することができるのでしょうか。
・Saint Snowのメンバーは今までAqoursのメンバーに対してどのような気持ちを抱いて見守っていたと考えられるのでしょうか。また、AqoursのメンバーはSaint Snowのメンバーと、あることを行いますが、その出来事には彼女達の、Saint Snowのメンバーに対するどのような想いが込められているのでしょうか。
・劇中歌、"Believe again"の後、聖良ちゃんが理亞ちゃんに語った言葉には、彼女に対するどのような願いが込められているのでしょうか。また、鹿角姉妹は以前と比較して、どのように成長したのでしょうか。
・鹿角姉妹の元から舞っていった羽根はどのようなことを意味しているのでしょうか。また、この時に、離れた場所にいる存在同士の、どのような想いが繋がったのでしょうか。
・劇中歌、"Brightest Melody"における夜が明けて太陽が昇る場面は、どのようなことを表し、意味しているのでしょうか。また、彼女達はその瞬間にどのようなことを感じていたのでしょうか。
・物語の後半において、浦の星女学院(出身)の生徒と、彼女達が来期から通う学校の生徒や父兄との関係は、どのように変化していると理解、推察できるのでしょうか。また、"(大切なことは、)楽しむこと、(省略)、僕達も、本気にならなくちゃ、だめなんだ"という言葉(一部抜粋)は、私達の社会にどのような示唆を与えているのでしょうか。
・浦の星女学院(出身)の生徒とAqoursの絆は、どのような気持ちを包括していると考えられるのでしょうか。また、新しい学校で彼女達の絆はどう生かされていくのでしょうか。
・劇中歌、"キセキヒカル"は制作面で他の歌とは異なる、どのような特徴があると考えられるのでしょうか。また、この歌を聴いて、私達にとっての奇跡はどのようなものだと考えられるのでしょうか。
・浦の星女学院に再び訪れた場面で、恐らくこの"サンシャイン‼︎"の物語での歩みを思い起こす気持ちで、万感の思いを込めつつ、千歌ちゃんが語った言葉は、様々な出会いや別れを経験しつつ前に進む、現代社会に生きる私達に、どのような希望を与えているのでしょうか。また、この場面での劇中曲、"Everything is here"は、私達をどのような感情に導いているのでしょうか。
・アニメで語られていた"0からのスタート"は、この作品においてどのような意味を帯びるように変化したのでしょうか。また、現代社会に生きる私達は、どのような時に0を感じてしまうのでしょうか。
・この物語で、1、2年生はどのような成長を遂げたと理解、推察できるのでしょうか。また、3年生はどのような想いを抱き更なる進路へと歩み出したと理解、推察できるのでしょうか。
・劇中歌、"Next SPARKLING‼︎"の衣装は、どのような意味を帯びているのでしょうか。また、この歌を聴いて、Aqoursの今までにおけるどのような思い出を振り返ることができるのでしょうか。
・Aqoursの1、2年生にとって、3年生は、3年生にとって、1、2年生は、どのような存在でしょうか。また、作品全体を通して、それぞれの仲間に対してどのような想いを抱いていたのでしょうか。
・Aqoursのメンバーにとっての、新しい輝き、新しいAqours、虹、海、太陽、羽根、紙飛行機、幼年期の姿の彼女達は、どのような意味を持つと考えられるのでしょうか(後ろの文でも言及あり)。また、これらは私達の人生に、どのような気付きを与えているのでしょうか。
・彼女達(AqoursやSaint Snow、浦の星女学院(出身)の生徒、来期から通う学校の生徒)の未来は、どのような軌跡を描くと想像できるのでしょうか。また、私達はこの作品と出会う前と後で、どのような変化があったと実感できるのでしょうか。
〜おまけ〜
ほんの少しですが、以下の視点で、この作品以前の、これまでのAqoursの物語を振り返ってみても良いでしょう。
・これまでの彼女達に、どのような楽しい出来事があったのでしょうか。また、その時にどのような心境を抱いたのでしょうか。
・これまでの彼女達に、どのような奇跡と感じられる出来事があったのでしょうか。また、その時にどのような心境を抱いたのでしょうか。
・これまでの彼女達に、どのような困難な出来事があったのでしょうか。また、その時にどのようにして、目の前にある壁を乗り越えたのでしょうか。
・これまでに彼女達は、どのような場面で友情や様々な愛の心、絆を深めてきたのでしょうか。また、その時にどのような心境を抱いたのでしょうか。
・これまでに彼女達は、どのような悲しい出来事を経験したのでしょうか。また、その時にどのような心境を抱いたのでしょうか。
・これまでに彼女達は、どのような晴れ舞台や人生の節目を迎えたのでしょうか。また、その時にどのようなことを考え、感じて、願ったのでしょうか。
・これまでに彼女達は、自分達の人生で、どのような答えを得たのでしょうか。また、私達はそのことから、どのような学びを得ることができるのでしょうか。
・Aqoursのメンバーそれぞれの、どのような個性が魅力的と感じられるのでしょうか。また、彼女達はAqoursとして活動することで、どのように変化、成長したのでしょうか。
・これまでの場面で、どのような風景描写や音楽、衣装が心に残ると感じられるのでしょうか。また、Aqoursのメンバーは周囲の人々のどのような働きによって助けられてきたのでしょうか。
〜〜〜
…いかがでしょうか。
他にも、考察すると良いであろう視点はあるでしょう。
この作品は、様々な角度から観ると面白いと思います。
[7].この作品を観終えて感じたこと
そして、物語の最後に歌われる曲の、テロップ直前の間奏部分で、大空のいと高き所にて、美しく、鮮明に、日常では見ることのできないほどの光量と存在感を持って、光を放ち続けた輝きの象徴が、彼女達の新しい輝きを表していると思います。
そこにどのような意味が込められているのか、またはどのような意味を見出すことができるのか、その点こそ一番、私自身が考え、感じていきたい点です。
きっと、多くの人が共感できる意味があることでしょう。
その上で、この物語におけるテーマの一つである虹が、どのような意味を持つのかを実感できた時に、本当の意味でこの物語が自分の人生における一部分になった、と言えるでしょう。
この作品の本当に示す答え、目指す場所、込められた意図と願いは、創作された一部の方々にしか分からないと思います。
しかし、ある作品に対する答えにおいて、真剣に作品を考察し、本心から何かを感じた結果であるならば、鑑賞者にとっては、絶対の正解もなければ、絶対の間違いもなく、観た人の数だけ正解がある、そのどれもが作品とその人の人生における事実に基づいた確かな解釈の一側面である、それが創作物を楽しむ際に存在する一つの哲学だと、私は考えるのです。
多様な変化が求められる今の社会だからこそ、このような自由な価値観も必要だと、私は思うのです。
もし、改めて言えることがあるとすれば、それは、この作品は制作者の方々にとっての財産である、と同時に、その人自身の体験として蓄積されるという意味において、鑑賞する私達も共有する財産でもある、ということです。
その事実から受け取るものもあれば、大切にしていかねばならないこともあるでしょう。
この"ラブライブ!シリーズ"は、創作と現実の垣根を超えて、観た人の数だけ世界が広がっていくと思います。
その可能性を信じ、新たな魅力や課題を見つけつつ、感謝の心と誠実な姿勢で、私自身の中で、このシリーズの世界観を、これからも共に育てていきたいものです。
そう、夢を見ることを忘れなければ、なりたい自分になれる、と彼女達が教えてくれたことを、明日への確かな希望としつつ。
[8]."ラブライブ!シリーズ"と私の出会い
この"サンシャイン‼︎シリーズ"でよく用いられた概念として、運命や見えない力、奇跡、輝き等がありますが、運命と共に感じられるものは、見えない力であり、奇跡であると思います。
また、それらにより得られるものは、輝きであるはずです。
私はこの"ラブライブ!シリーズ"との、μ'sのメンバーとの、そしてAqoursのメンバーとの出会いに、間違いなく、運命を感じています。
実は、最初に"ラブライブ!サンシャイン‼︎"のTVアニメ1期初回放映版を観た時、私は途中までしか観ずにTVを消しました。
今振り返ると、彼女達とTVにて出会うことができたのに、何でそんなことをしてしまったのだろう、と後悔する気持ちが生じると共に、彼女達がとても悲しんでいたであろう様子を想像し、彼女達に泣いて謝りたい気持ちになります。
しかし、TVアニメ1期再放送の時に、彼女達と再びTVにて出会うことができました。
その時は不思議と、今ほど真剣ではないにしても、話の最後まで見続け、段々と彼女達の可愛さとこのシリーズの魅力に引き寄せられました。
時をほぼ同じくして、別のチャンネルで放映していたμ'sを主人公とする"ラブライブ!"のTVアニメ2期再放送を観始め、同様に興味を示していきました。
そして、"サンシャイン‼︎"のTVアニメ1期が完結する頃、私は心から、このシリーズが好きになっていました。
この時に、今の私が感じている満ち足りた日々にこれから向かう、という一つの、運命、が示されたと言えることが、今だからこそ、分かります。
そして、求職活動の甲斐もあり再び仕事が決まり、毎日の努力を重ね始める傍ら、様々なグッズを揃え、AmazonさんでBDやCDや本を購入するようになり、スクフェス を行うようになり、ライブや内浦、沼津にも出掛け、様々な思い出を積み重ねながら、今に至ります。
一ファンとしての所感を告白すると、私にとって、"ラブライブ!シリーズ"は、人生における救いの一つであり、導きの一つであり、輝きの一つです。
まるで彼女達が、暗闇の中にいた私を見つけ、救いの手を差し伸べてくれたように感じた、想像力に育まれた感動も生まれました。
この表現はあくまで個人的解釈によるものですが、確かにそう表現できるほどの実感が、様々な場面における彼女達の温かな言葉や表情や仕草によって私に齎(もたら)されたのです。
例えば、千歌ちゃんが善子ちゃんをAqoursのメンバーに迎え入れる場面等、彼女達同士だけでなく、彼女達が、置かれている状況や心境が少しずつ異なる私達にも語りかけていると感じる時、先のような想像力に育まれた感動が生まれ、自分自身の生きる力に変化させることができるのだと思います。
それらのおかげで、私は人生の再スタートを踏み出すきっかけを得たのです。
この約3年間に渡る体験の上に生じたこのシリーズに対する気持ちは、計り知れない感謝であり、これからも彼女達と共に毎日を過ごしたいという願いであり、私にも生きる希望が見つけられるという喜びです。
確かに、私自身のまだ変われていない面もありますが、彼女達のおかげもあり、まず私自身を認めることができるようになったという点で、私は変わることができたのです。
彼女達の、ありのままの生きる姿が、私に勇気を持たせてくれたのです。
そのような彼女達による一つの集大成であるこの作品に対して私は、その夢の実現が私自身のことのように嬉しく感じられるのです。
こうした数々の晴れやかな気持ちを込めて、この場をお借りして、この作品で最高の輝きを見せてくれたAqoursのメンバーに、また、この作品に様々な形で関わった多くの方々に、感謝の言葉を伝えたいと思います。
[9].様々な、感謝の気持ち
私が感謝すべきこと、それは、この作品と共に歩んだあらゆる方々の、今を全力で生きる姿に対してです。
その、かけがえのない姿が、この作品の力となり、私達に愛と勇気と希望を届けてくれたのだと思うのです。
まず最初に、今のAqoursが誕生するきっかけをくれたμ'sのメンバーに感謝の意を示したいと思います。
・μ'sの9人 へ
最高のステージを見せてくれて、沢山の感動と楽しさを分けてくれて、いつも本当にありがとう!可愛くて、愉快で、とても素敵なメンバーに出会うことができて、私は幸せです!μ'sが"みんなで叶える物語"を現実に示してくれたことを、私は決して忘れません。
・高海千歌ちゃん へ
いつも元気が溢れていて、時々迷いつつも、直向きに自分達だけの輝きを追い求めていた千歌ちゃん、いつも本当にありがとう!この作品での楽しくて、少し苦しくて、かけがえのない経験を抱いて、新しい輝きに手を伸ばし続けて下さいね!
・桜内梨子ちゃん へ
心の葛藤を乗り越えて、ピアノとAqoursが大好きという自分自身に向き合えた梨子ちゃん、いつも本当にありがとう!この作品でも、千歌ちゃんの、仲間の心に寄り添い、Aqoursにとってなくてはならない、素敵な姿を見せてくれましたね!
・松浦果南ちゃん へ
海に潜ることが大好きで、すれ違いを乗り越えて大切な仲間との絆を深めた果南ちゃん、いつも本当にありがとう!この作品でも、鮮やかな衣装が良く似合う、とても素敵な姿で歌ってくれたことで、夢のような時間の1ページになりましたよ!
・黒澤ダイヤちゃん へ
和の心を大切にしていて、いつも真面目だけど時々垣間見ることのできる少女らしい一面も可愛らしいダイヤちゃん、いつも本当にありがとう!この作品の後、それぞれの場所で活躍する仲間を、どこかで見守っている存在でいて下さいね!
・渡辺曜ちゃん へ
船と海が大好きで、Aqoursのイメージを体現しつつ、夏の海に負けない元気を仲間に分けていた曜ちゃん、いつも本当にありがとう!イタリアでの普段着が良く似合って可愛い姿だったこの作品で、沢山の楽しい思い出を仲間と作れましたね!
・津島善子ちゃん へ
ありのままの自分と向き合い、どの仲間もそれぞれ大切な個性があることを教えてくれた善子ちゃん、いつも本当にありがとう!この作品で天使に近づく夢が叶ったのは、人の苦しみを理解できる心の優しさを持っているからだと思いますよ!
・国木田花丸ちゃん へ
本についてはAqoursで1番、歌も得意で、持ち前の明るさで仲間を温かな笑顔にさせる花丸ちゃん、いつも本当にありがとう!この作品では美味しいグルメを堪能し、未来へ歩き出し、更に充実した楽しいことだらけの人生になっていきますね!
・小原鞠莉ちゃん へ
太陽のような素敵な笑顔を見せてくれる一方、学校の存続の為に誰よりも尽力していた鞠莉ちゃん、いつも本当にありがとう!この作品で本音を伝えたことが、家族3人の絆がより深まるきっかけとなり、各々が良き働きを担うと信じています!
・黒澤ルビィちゃん へ
まるで小動物のような愛くるしさで笑顔にさせてくれる一方、誰にも負けない意志の強さを見せたルビィちゃん、いつも本当にありがとう!この作品でも、歌に、踊りに、衣装作りに、スクールアイドルが大好きという気持ちで全力でしたね!
・Saint Snowの2人 へ
圧倒的な歌とパフォーマンス、美しい姉妹愛を見せてくれた鹿角聖良ちゃんと鹿角理亞ちゃん、いつも本当にありがとう!この作品でのAqoursとの交流を通じて得た大切なことにより、本当の意味でもっと強く、もっと優しくなりましたね!
・浦の星女学院(出身)の生徒の皆様 へ
Aqoursが今まで輝きを追い求めることができたのは、浦の星の皆様がいつも温かく支えていてくれた心遣いがあったからです、本当にありがとうございます!どれだけの励ましが、優しさが、意志の強さがあったのかを、深く考えています。
・作品に登場した全ての方々 へ
この作品がとても素晴らしく、感動的になったことは、作品に登場された皆様の参加があってこそです、本当にありがとうございます!特に月ちゃんと、鞠莉ちゃんのお母様、これからもAqoursのことを、どうか末永く宜しくお願い致します!
そしてこの作品は、誕生するにあたって、制作に携わる全ての方々、キャストの方々、様々な形で協力して頂いた方々といった、大変多くの方々のご尽力がなければなし得なかった、奇跡的な功績であったことを、改めて憶えます。
ここで、こうした方々に感謝の言葉を、僅かながらお伝えしたいと思います。
(これは一ファンとしての正直な気持ちであり、決して他意はありません。)
"ラブライブ!シリーズ"と出会ってから、3年目になる今に至るまで、このシリーズと共に歩む人生を送っています。
例えばTVアニメや劇場版において、そのキャラクターの可愛らしさと少女らしい凛々しさ、彼女達と直接交流していると感じられる個性的な声の演出、まるで現実の世界と思えるほどの豊かな背景の描写、心が洗われるような劇中音楽の美しさ、あらゆる世界へと旅に連れ出してくれて胸が弾む歌詞と曲、人生において大切なことを教えてくれるストーリー、色鮮やかで魅力的なデザインの衣装、思わず息を飲むほどの臨場感を生み出すライブ映像、挙げればきりがない細部にまで至るこだわり、こうした魅力を堪能することができました。
もし、それらの魅力を一言で表すなら、青春の輝きで彩られた総合芸術、そう表現しても過言ではないでしょう。
それは、アニメに加えて、CD、本、グッズ、スマホゲーム、そして何よりアニメで声を演出されているキャストの方々が、実際にステージで全身全霊のパフォーマンスを披露するライブを含めて考えることで、より広範囲に渡り、総合芸術としてのポテンシャルが遺憾なく発揮されていると感じられます。
そして、一人でも多くの方にこのシリーズを好きになって頂きたいですし、私もその一人となることができて、この上ない光栄です。
制作に携わる全ての方々の、計り知れない努力の結晶によって、心ときめく景色を創造して頂き、本当にありがとうございます!
私は、このシリーズにおいて、アニメに劇場版、ライブにCDに本にゲームと、様々な思い出と共にこれまで歩んできました。
こうした思い出が生まれたことは、このシリーズを支える大勢の方々のお力添えのおかげでもありますが、何よりキャストの皆様が、数え切れないほどの努力を積み重ね、全力で今を楽しみ、ファンの方々に輝きを届けた、それらのことが身を結んだからこそ巡ってきた奇跡によるものだということを、改めて実感します。
アニメ版でしかこのシリーズを知らなかった頃の私は、その魅力の半分は理解していなかったと言えるでしょう。
本当に、キャストの皆様は可愛らしく、元気を与えてくれて、歌でも踊りでも話でも楽しませてくれて、この作品でも大きな役割を果たし、私にとって一つのかけがえのない出会いとなったのです。
大きな夢でも、前向きに、全力で取り組めば、いつかは叶う、ということを教えてくれたのだと感じました。
揺るぎない絆で、沢山の喜びを生み出して頂き、本当にありがとうございます!
この作品は、大変多くの、様々な形で協力して頂いた方々の助けがなければ、成立することは困難であったと思います。
その全員の方々を存じているわけではありませんが、この作品には、たとえそれが間接的にだとしても、様々な方々の今を生きる証しが込められているのだと感じました。
例えば、劇中で登場する街の様子にも、そこに生活する方々を想像しても。
劇場に集まった方々を思い出してみても、それは伝わってくると感じました。
私は、それらのことに相当な敬意を払わなければならないと思いますし、この作品の彼女達を好きになって頂き、多くのお力添えをして頂いたことに、私からも感謝の気持ちを伝えたいと思います。
彼女達の良き理解者である皆様に会わずとも、この作品に対する皆様の温かな気持ちが伝わる、見えない力があることを信じています。
様々な形で協力して頂いた皆様のその力でこの作品を輝かせて頂き、本当にありがとうございます!
[10]."ラブライブ!シリーズ"に親しむことで生まれた、私が抱く、心の景色
ここでは、いくつかの想像的な"例え"を用いて、私自身が人生の片隅に抱く心的描写を表現します。
もし私がこの"ラブライブ!シリーズ"と出会わなかったとしたら、一体どんな人生だったことでしょうか。
きっと、それでも懸命に毎日を歩んでいたことでしょう。
ですが心の隙間に、何が要因なのかはよく分からなくても、どこか色彩に満たされない、暗い感情の海が生まれていたと考えられます。
その混沌の世界に至る直前の光明であるこの出会いは、私の中に眠る賜物を照らすことで、私の心にある海を、少しずつ、青く澄み渡り、降り注ぐ光を享受しつつも、誰かに分け与える光として水面(みなも)により反射する、輝く大海原へと導いてくれているのだと、いつしか心の春が芽生え、今はその成熟の過程にあるのだと、日々の出来事が語りかけているような。
少なくとも私には、確かにそう感じられます。
それは、彼女達が決勝で目にした光の海を想像することでも、また、私達が現実に目にした光の海を思い出すことでも。
今回の作品における主人公であるAqours、そのグループ名には、水、という意味も含まれているはずです。
私の体内にも、Aqoursという光を映し出す澄んだ水が浸透し、生きる力の源となっていく、いわば、切っても切り離せない関係に変化していく、とも表現できることでしょう。
また、音楽の力に育まれたμ'sも、私の心にもいつでも存在し、永遠に消えることのない歌を響かせてくれている、そう表現できることでしょう。
そして、今後の活躍が大いに期待される虹ヶ咲学園でスクールアイドルを始めたばかりの9人も、先輩達とはまた違った個性と魅力の心ときめく歌を私にも届けてくれています。
その結び付き、その絆は、このシリーズと何らかの関係を持つ全ての方々が、何らかの形で力を貸してくれたからこそ、そして、彼女達の前に進むことを忘れない姿があったからこそ、育まれた財産であると思います。
彼女達と、様々な人生を歩む多くの方々による、理想と現実という違いを乗り越えつつある軌跡、その先に広がる果てしない景色こそ、本当の奇跡と呼ぶのでしょう。
[11].未知なる明日を夢見て…
おわりに、私自身の輝きについて考える時を持ちます。
彼女達は長い旅路の末に輝きを見つけ出し、また私達に輝きとは何かを問いかけてもいると思います。
愚問かもしれませんし、稚拙かもしれませんが、私は敢えて、こう私自身に問いかけました。
"私にとっての輝きとは何ですか?"
勿論、輝きなどそう簡単に実感できるものではないですし、見つける瞬間は人それぞれでしょう。
今は分からない、というのが一般的で正直な答えなのかもしれません。
実際、私も私自身の輝きは、まだ探している最中です。
しかし、私自身にとっての輝きとは何か、を問いかけ、探る過程で、過去を思い出し、今を考え、未来を意識して生きようとすることで、毎日の行動や思考に変化が生じ、この作品の彼女達が経験したことに匹敵するような、特別な体験が待っていると思えてならないのです。
私も、この作品を観たことを一つの契機として、彼女達の確信と成長を思い出し、私自身の人生においても唯一無二の輝きを感じてみていきたいものです。
より多くの方々がこの作品と出会うこと、この作品を鑑賞された皆様が幸せな気持ちに包まれること、いずれ私自身も、"ラブライブ!シリーズ"を後世に伝える夢、を担うファンの小さな一人として、誰かの想いと共に、素直に輝きを求めることのできる未来、という新世界へ旅立つ日が来ること、そして、アニメーションの世界に貢献してきた全ての方々の夢と情熱が、この社会に生きる全ての方々に届くことを切に願って…
完
(大変な長文をお読み頂き、ありがとうございました!10人目のAqoursのメンバーである皆様に、こうしてこの場所でお会いできたことを、とても嬉しく思います。では、良い旅路を。)
※本作についてはネットの記事やまとめサイトもよく見ています。
限られた範囲(実際私はサンシャインの二期まで知りませんでした:こういう人も案外多いと思います)とはいえ社会現象を巻き起こした『ラブライブ!(無印)』。
しかし、その続編としてのTV版『ラブライブ!サンシャイン』については、ネットのまとめサイトの書き込みを読む中では、その評価は決してはかばかしいものではありませんでした。
ネットの中では単純に悪意からではないかと思われる誹謗中傷的な書き込みもよく目にしていました。
もちろん純粋な内容評価だけではなかった面もあるだろうとは思います・・・。
劇場版公開後、(予想していた通り)その評価は”二分(にぶん)”という感じになっていたように思います。
そういうわけで劇場版を映画館で見なかった自分としては作品の(本当の)出来については正直気になっていました。
今回BDを購入し観賞した結果、
「ファンムービー」としてよくできた作品というのが私の評価です。
※TV版を見ていることはやはり大事。見ていない人には伝わることがないのは当然だと思います。
本作に対するアマゾンレビューの評価も一様に高いようですね。納得です。
私の中で『ラブライブ!』シリーズをランク付けすると、
『ラブライブ!(一期)』>『ラブライブ!サンシャイン劇場版』> 『ラブライブ!サンシャイン(一期)』 > 『ラブライブ!(二期)』 >『ラブライブ!劇場版』>『ラブライブ!サンシャイン(二期)』 という感じになります。(個人の主観です)
さらに言わせてもらえれば、作品だけの完成度からいえば『ラブライブ!サンシャイン劇場版』が一番いいかもしれません(^-^*)。それぐらいの完成度はあると言っていい作品です。
無印一期はまあ、インパクトの中心点であり、同時にシリーズとしての”輝き”の原点でもあり『太陽』なので仕方がないでしょう。
『ラブライブ!サンシャイン劇場版』については興行収入が10億を越えてはいます。
アニメ作品としては上位に位置しますし、映画のヒット作の目安とされる10億円の最低ラインには立っているようです。
しかし『ラブライブ!劇場版』の興行収入と比べればおよそ1/3程度に下がっていることも確かです。
映画の続編を成功させることが難しいのは珍しいことではありません。
ただこの原因については、私見ですが、TV版『サンシャイン』の作品構成・演出がかなり分かりにくく受け入れられなかったからではないかと思っています。
TV版が受け入れられていれば劇場版ももっと経営的な成功が得られていたかもしれません。この点では一ファンとして少し残念に思います。
無印はある意味単純なストーリーでした。
作品自体が王道的なスポ根ものでしたし、ある種のテーマ性があったわけではありません。
そうでありながら作品に共感できる道徳的な価値観(協力・友情・努力・リーダーシップ・フォロワーシップ、その他・・・)などが感じ取れる内容に溢れる作品ではありました。(分かりやすさは大事(^_^))
一方の『ラブライブ!サンシャイン』はその構造を基本的には踏襲していますが、これに加えてテーマ性や作家性、教養などを入れ込みたかったのでしょうか?
これらの複層的に積み重ねられた要素のせいで、視聴する側が情報処理の面で付いていけなくなってしまった観があるように思います。
考察を楽しむ作品もあるとは思います(ケムリクサとか)。でも『ラブライブ!』はそういう作品ではないような気がします。私もスッキリしない分かりにくさのために(最後まで)作品に入り込めない思いが強かったというのが正直なところです。
ところでネットでは様々な考察ブログや動画が出されています。
私の場合それを見聞きする中で、自分なりの解釈ができるようになってくるとこの作品の良さが「うっすらと」見えてきたような気はしています(^-^*)
映画を見る前にTV版『ラブライブ!サンシャイン』を理解する必要があります。(この時点で作品としてはアウトなんでしょうが・・・)
そのために(自分が)大切だと思う要素について自分なりに得た解釈について書いておこうと思います。
※これはネットから仕入れた知識や知見を参考にしています。
【羽根】
『ラブライブ!』では羽根がよく描かれます。
天の啓示の象徴(でしょう)で空から降ってくる場面が描かれます。μ'sは「白」、それをμ'sから受け継いだアクアは途中で羽根の色が「白」から「青」に変わります。
自分達のアイデンティティを掴んだ状態が「色」で表現されていると思います。
因みに「セイントスノー」はピンクの羽根を放出します。
【太陽と月】
ラブライブの中でスクールアイドルの輝きの中心となったμ's。自ら輝く存在が”太陽”として象徴されると考えます。
それと対比する形で太陽の光を受けないと輝けない月としてのアクア。月としてのアクアのモチーフは作中折々に使われています。
「陽」と「月」も上の構造と関係があるような気がします。
【子供と大人、羽根と紙飛行機】
無印の劇場版でもサンシャインの劇場版にも子供の頃の場面が描かれています。
無垢な子供の頃は夢を持てるし、夢の中で自由に跳べます。ところが大人になると次第に夢から現実に思考が変わり、夢は消え現実に縛られ現状から跳べなくなっていきます。
その象徴が「紙飛行機」ではないかと思います。
紙飛行機は意思を持って投げ出さないと飛びません。風に乗れば少し飛べますが、それでもやがて落ちてしまう存在です。作中ではこれとアクアの「あがき」を重ねて表現しているように思えます。
さらに言えば、太陽ではない月としての我々の姿をも暗喩しているのがこの紙飛行機なのではないでしょうか。
映画では子供時代のアクアメンバーが投げた紙飛行機(白紙:タブララサ)は風に乗り、鳥となって虹を越えていきました。
映画の最初のミュージカルパートの最後の場面で(TV版で一旦閉じた)幕が上がり”幼い顔”の千歌達が空に飛び上がると紙飛行機が現れ、それがジェット機に変化してさらに高く飛んでいくという場面があります。個人的には好きな場面です。
映画の最後クレジットが終わった後の紙飛行機は「白紙」ではありませんでしたね。
【実存主義としての人間】
紙飛行機の解釈として好きな解説を拾いました。
本作に流れているテーマを支える思想的背景として「実存主義」があるというものです。
実存主義とはニーチェやサルトルが主張した思想です。
・世の中に存在するものの殆どは「実存」と「本質」からなっている。
・ハサミを例にすれば形としてのハサミが「実存」であり、切るという機能が「本質」である。
・ところが人間(だけ)は実存としての「赤ん坊」として生まれるが、その時にはその子が何ができるかという「本質」がない。
・故に人間は成長する中で自分の「本質」を獲得していかなければならない存在である。
・人間は自由だが、努力を強いられる存在でもある。これが作中の「あがき」です。
・この努力や試行錯誤を「投企(プロジェクト)」という。
投げては落ちる「紙飛行機」をこの「投企」として見るとアクアの行動が少し分かるような気がします。
「アクア」とは本作の制作サイドのスタッフのことであり、私達の姿でもあるかもしれません。
【Aqours・μ’s、Saint Snow・A-RISEの関係性】
ラブライブ!サンシャインには北海道のスクールアイドル「Saint Snow」が登場します。この構造は無印ラブライブ!におけるμ’sとA-RISEの関係性と似ています。
ただサンシャインの場合、「Saint Snow」のストーリーへの関わりは「A-RISE」より大きく、加えて深く掘り下げられています。単なる乗り越えるべき「敵役」としてのライバル役として描かれているわけではありません。共に輝きを目指し「太陽」を追いかける未熟な悩む存在として描かれているように思われます。
単純に考えれば、ひとつには、太陽としての「μ’s」の輝きを目指し自らも輝こうとして”あがく”無数のスクールアイドルの一つとして取り上げられたと考えると分かりやすいのではないでしょうか?
少し違った視点でみてみると、「Aqours」と「Saint Snow」のスクールアイドルとしてのあり方が違った形で対比的に描かれていることに気がつきます。
・「Aqours」は『みんなと叶える物語』としてのスクールアイドル。
・「Saint Snow」は『みんなと叶えない、孤高の存在としての物語』のスクールアイドルとして表現されます。
「Saint Snow」はテクニックによって、ひたすらに孤高の勝利を追求しようとする存在。
しかし結果としては途中で挫折することになります。人の心を掴めなければ何かを成し遂げることはできないという象徴として描かれているのではないかと考えます。
この構造は「μ’s」と「A-RISE」でも見受けられます。
『ラブライブ!(無印)』の地区予選で「μ’s」が「A-RISE」に勝利しましたが、その理由について答えを示すために「Saint Snow」が用意されたのではないでしょうか。
したがって『ラブライブ!サンシャイン劇場版』では、「Saint Snow」にも気づきと解決が示されているように思えます。
【Over the Rainbowとは】
アメリカのミュージカル映画『オズの魔法使い』の劇中歌に使われたタイトルです。
『オズの魔法使い』は4人の登場人物の叙事詩的冒険譚です。
・家出したドロシー
・脳(あたま)のない案山子(かかし)
・心のないブリキの人形
・勇気のないライオン
これらが旅を通して自分に欠けたものを身につけるというお話。
でもそれは誰かが与えてくれるものではなく、自分で見つけるもの。もっといえばそれは実は最初から自分が持っているものというのが『オズの魔法使い』のテーマです。
TV版ではもっとベタにこういう考えを登場人物に言わせたりする場面があって良かったのでは・・・なんて思っていますがどうだったのでしょう?
映画については見る価値のある作品です。
その場合TV版を見てから視聴することをお勧めしますし、『ラブライブ!(一期)』から視聴することをさらにお勧めします。
Aqoursにとって浦女という場所
・きっかけ
・理由
・原点
過去の生徒も含めてみんなのすべてを受け入れてきていた母親のようなそんな優しさを持つ拠りどころだったのではないかと二期の最後あたりで感じました。それぞれがお世話になっていた教室の扉を閉めた後の誰もいない部屋の描写が特に。
そんな土台がなくなれば、映画前半の三年生が抜けたAqoursの六人のように不安でどうしたらいいのかと思うのは当然だと思う。
人は慣れている環境から抜け出ることを本能的に恐れる存在で、そこから出ることは温かい家から冬の冷気が吹き荒ぶ外に追いやられるような環境変化で、先の未来が見えなくどうしようもなくなる。
その中でイタリアという別天地に行ったことでそれぞれ思うことがあり、戻って来てから九人で閉校になった浦女へ行き、自分たちの原点は改めてここだと認識、原点への回帰をして、自分たちなりの答えに行き着き、自分たちの土台となる新しい環境を自ら作り出すことで新たな道へ飛翔する。
人生の岐路に立って過去を確認しに行き、自分たちはこんなことをしてきたと振り返る、そして今現在に戻ってきて未来へ飛び立つ。
いろいろ書いたけど、見れて良かった映画ということで。
最後に、一期と二期でも思ったけど、海の描写がとても綺麗で好き。