【Amazon.co.jp限定】ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -[Blu-ray](三方背スリーブケース付)
フォーマット | Blu-ray |
コントリビュータ | 寿 美菜子, 内山昂輝, 藤田春香, 石川由依, 子安武人, 遠藤 綾, 悠木 碧 |
稼働時間 | 1 時間 30 分 |
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商品の説明
Amazon.co.jp限定特典:三方背スリーブケース付き
【特典】
〇キャラクターデザイン描き下ろし特製ケース
〇オールカラーブックレット 36P
・キャストコメント新規収録:石川由依、寿美菜子、悠木碧、内山昂輝
・世界観設定の鈴木貴昭によるコラム「当時の女学校に関して」「時代の変遷について」特別収録
・キャラクター紹介や厳選設定資料を多数収録
〇監督厳選 解説付き絵コンテ集46P
〇原作者 暁佳奈 書き下ろし短編小説冊子「エイミー・バートレットと春の木漏れ日」
・劇場入場者プレゼント「書き下ろし短編小説冊子」の新たな物語を特別に書き下ろし
〇劇場入場者プレゼント「書き下ろし短編小説冊子」表紙原画カード4種
〇劇場ポスター縮刷版カード
【映像特典】
・予告
【音声特典】
・DTS Headphone:X
・オーディオコメンタリー(石川由依(ヴァイオレット・エヴァーガーデン役)、寿美菜子(イザベラ・ヨーク役)、悠木碧(テイラー・バートレット役))
【その他】
・日本語字幕
※特典内容は予告なく変更になる場合がございます。
[Story]
……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。
良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。
未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。
[スタッフ]
原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁 佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:藤田春香
監修:石立太一
シリーズ構成:吉田玲子
脚本:鈴木貴昭、浦畑達彦
キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
世界観設定:鈴木貴昭
美術監督:渡邊美希子
3D美術:鵜ノ口穣二
色彩設計:米田侑加
小物設定:高橋博行
撮影監督:船本孝平
3D監督:山本 倫
音響監督:鶴岡陽太
音楽:Evan Call
アニメーション制作:京都アニメーション
主題歌:「エイミー」茅原実里
製作:ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
配給:松竹
[キャスト]
ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
イザベラ・ヨーク:寿 美菜子
テイラー・バートレット:悠木 碧
クラウディア・ホッジンズ:子安武人
ベネディクト・ブルー:内山昂輝
カトレア・ボードレール:遠藤 綾
[発売元]
京都アニメーション・ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
[クレジット表記]
(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
登録情報
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 540 g
- 監督 : 藤田春香
- メディア形式 : Blu-ray
- 時間 : 1 時間 30 分
- 発売日 : 2020/3/18
- 出演 : 石川由依, 寿 美菜子, 悠木 碧, 子安武人, 内山昂輝
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B083PF673B
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 27,941位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン好きなお友達への誕生日プレゼントに購入しました。
内容を思い出しながら泣きながら喜んでくれました。
同梱アイテムもマニア心をくすぐる物ばかりで良いと思います。
■購入価格
6,165円(62pt)
別途セールポイント等獲得。
販売者:Amazonの物を購入。
柄にもなくボロボロと泣いてしまった
普通の映画ではそうそう泣くことはない
あまりにも情念溢れるお話と馬鹿みたいに丁寧な作画
そしてとんでもない演技 これらに支えられた最高の映画
TVシリーズも泣ける話はあるのだが、外伝は群を抜いている
その後も劇場版にて完結するヴァイオレットエヴァーガーデンではあるが、正直、完成度は外伝がぶっちぎりで高い
何か一本映画を
となったときに是非おすすめしたい
作品のテーマは作中で言われてるとおりに「籠の中の鳥」。Aパートのエイミーとそれと対になるBパートのテイラーとでより強調する作りになってるので批評するにしてもまずは全編通して見てからして欲しいです。
このエイミーとテイラーの両主人公に対して今回ヴァイオレットは二人の間に立って対称点として存在してるので外伝になります。演出や構図として対称であるばかりか、エイミーが宿舎という建物の中で話が進むのに対してテイラーは自由な鳥として街の中を動き回ります。それはAパートではエイミーからの手紙を建物の外で受け取ることや、ラストで自由になったエイミーに対してエヴァーガーデン家の養子になることでテイラーは建物の中でほほ笑むといったところまで徹底されてますし、周囲のエピソードでもBパートで自由恋愛からの結婚を描くことでエイミーの政略による結婚を匂わせてます。朝の木漏れ日の中で絶望を掴むエイミーに対して夕陽の中で希望を掴むテイラー、そうした対称性を知ってラストまで見ることで冒頭にテイラーが何をつぶやいていたかわかる仕組みになってます。
また暗喩比喩の使い方が上手く白鳥を貴族の象徴としてエイミーの回想の中でも使ったり、絵の中の鳥を見せることでどこにも行けないこと、「花を売る」という事とその後の純白の雪ダルマが汚れることも壊されてもいないことで乙女だということを表現してます。細かいことでは回想の中のエイミーが短髪なのも「賢者の贈り物」のように髪を売らなければならないほど困窮していることを暗に示唆していて素晴らしい。
疑問として言われる「何故テイラーはエイミーに会わなかったのか?」は物語としては「一人前になってから」などありますが、作品として考えれば「エイミーが他者によってテイラーと別れたから、テイラーは自分の意志として別れた」と対称性として一貫してます。
またテイラーのその後が劇場版で多少描かれてるのに対してエイミーのその後はどうなの?ということに対しては「籠の中の鳥が自由になる時はどんな時か?」ということを考えれば答えは出てます。作中でもAパートで肺病を患ってること、Bパートで文通が途絶え町から離れたところに住んでることで一時期文通できないほど悪化したのちに空気の綺麗な郊外で静養していることを示唆してます。最後のほうでは空になったベッド、髪を結うことなく裸足で寝間着のまま外に出ていくなど到底貴族の奥様がするとは思えないシーン、またこの世のものと思えない花が咲き乱れるところから叫んだ言葉は風にのって愛しい人のところに届く、というのはよくある演出と言えば演出です。貴族としての身分を捨て去り自由になったということであの頃のように眼鏡もなく短髪でも良かったのでは?と思いますけどね。
総じてこれほど対称性がはっきりしていてどこがどう対応しているのか、小道具等がどんな意味を持っているのか探すのが楽しい作品は滅多にお目にかかれないです。
一度は見て欲しいし、2度3度目には新たな発見&気付きもあるので是非お勧めです。
また、原作に順次、期待通りの完成度。
シリーズはもちろん劇場版も買いました。
配信で観れると言われますが、やはり良い作品はコレクションしたい。