医師の「献身」 ポーランド建国と草の根知識人 1890-1920 （プリミエ・コレクション 129） [ 福元 健之 ]の最安値と通販店（購入可）

ポーランド建国と草の根知識人 1890ー1920 プリミエ・コレクション　129 福元 健之 京都大学学術出版会イシノケンシン フクモト ケンシ 発行年月：2024年04月02日 予約締切日：2024年01月25日 ページ数：398p サイズ：全集・双書 ISBN：9784814005123 福元健之（フクモトケンシ） 1988年山口県光市生まれ。博士（文学）。北海道大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科修士課程、博士後期課程修了。ポーランド政府奨学金でウッチ大学に留学。日本学術振興会特別研究員などを経て、現在は福岡大学人文学部講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 医師からみるポーランド近代史／第1部　地域医療の模索（一八九〇ー一九一四年）（「地方」に科学を伝えるーウッチ市の医師の歴史的位相／労働者家庭に介入するー医師の実践と構想／モラルと営利を両立するー医師の職業倫理）／第2部　都市自治の追求（一九〇五ー一九二〇年）（都市の政治に参加するー失業者支援と市民委員会／制度を設計し、実行するー転機としての第一次世界大戦／子どもを保護するー再建期の食堂・国際支援・医師）／医師の「献身」の意味 地方医師たちの目は、国家の建設へと向けられた。ポーランドのマンチェスターと呼ばれた多民族都市ウッチ。地方医療を牽引した医師たちは、労働者家庭の子どもの貧困や結核、衛生問題と対峙した。彼らはやがて自治体の行政に参画し、新生国家の屋台骨を支えることになる。医師の“専門労働”からポーランド史を刷新する画期的叙述。 本 その他