スポーツ雑誌のメディア史 ベースボール・マガジン社と大衆教養主義 [ 佐藤彰宣 ]の最安値と通販店（購入可）

ベースボール・マガジン社と大衆教養主義 佐藤彰宣 勉誠出版スポーツザッシノメディアシ サトウ アキノブ 発行年月：2018年01月31日 予約締切日：2017年12月02日 ページ数：288p サイズ：単行本 ISBN：9784585230601 佐藤彰宣（サトウアキノブ） 1989年生まれ。立命館大学授業担当講師。立命館大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士（社会学）。専門はメディア史、文化社会学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） スポーツ雑誌と「教養」はなぜ結びついたのか／第1部　野球雑誌における啓蒙志向の盛衰（女性ファン誌から国民体育誌へー戦時期における指導的スポーツ雑誌の成立／インテリ気分を満たす野球雑誌ー占領期における啓蒙志向の受容／啓蒙志向の後景化ー高度成長期における週刊誌化）／第2部　総合出版への派生（スポーツ出版王国への拡大ー一九五〇年代における啓蒙志向の模索／マイナースポーツ誌の屈折ー東京オリンピック前後における読者共同体の文化／一流出版社への憧れと頓挫ー一九六〇年代での社会・文化・芸術領域への派生）／教養主義的スポーツ雑誌の時代とその終焉 戦後初期のスポーツ雑誌には、現在のスポーツ・メディアのあり方とは異質な、「高尚さ」や「教養」を語る編集者や読者の声が少なからず存在している。『サッカーマガジン』や『週刊ベースボール』などから、戦時期の国防意識、占領によるアメリカ文化の流入、高度成長とオリンピック、教養主義の大衆化とその終焉など、日本人の戦後精神を跡付ける。 本 ホビー・スポーツ・美術 スポーツ その他