モルブス・アウストリアクス オーストリア文学をめぐる16章 [ 前田 佳一 ]の売り値相場

モルブス・アウストリアクス オーストリア文学をめぐる16章 [ 前田 佳一 ]

JANコード: 9784588495212

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オーストリア文学をめぐる16章 前田 佳一 法政大学出版局モルブス アウストリアクス マエダ ケイイチ 発行年月:2023年05月10日 予約締切日:2023年03月10日 ページ数:436p サイズ:単行本 ISBN:9784588495212 前田佳一(マエダケイイチ) 1983年生まれ。お茶の水女子大学基幹研究院准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。専攻は近現代ドイツ文学、オーストリア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 モルブス・アウストリアクスあるいはオーストリア文学の過去と未来の間/第1部(「ドイツ」国民叙事詩?ーオーストリア文学史叙述における『ニーベルンゲンの歌』/「全的人間」による共同体の創造ーホーフマンスタール『国民の精神的空間としての書物』とディルタイの精神科学/「この時代」の文化批判ームージルの「カカーニエン」とアウストロ・ファシズム/「この小さな国ー偶然にも私の故国」ーシュテファン・ツヴァイク『昨日の世界』における「故郷」としてのオーストリア/『聖霊降臨節の牧歌』から『聖霊降臨節の旅』へーK・H・ヴァッガールにおける第二次世界大戦中/戦後の「故郷」理念の変化/ナチスの桂冠詩人か、言語芸術の革新者かーヨーゼフ・ヴァインヘーバーの戦後オーストリア文学における立ち位置)/第2部(アイヒンガー、アイゼンライヒ、ドーデラーー不信の詩学あるいは「オーストリア的なるもの」の象徴化と神話化/インゲボルク・バッハマンと戦後ウィーン/「オーストリア的なるもの」の緩慢なる自殺あるいは損傷した物語ーゲアハルト・フリッチュの長編『石の上の苔』と『ファッシング』について/「けっしてひとりではない」場所ーミロ・ドールにおける故郷と自伝的語り/腐食する現在、拓かれる過去ーイルゼ・アイヒンガーの詩における「錆」の主題/トーマス・ベルンハルト『地上でそして地獄で』における反復される「私」ー詩「顔たちの日」と「九篇の聖歌」を例として/革命とフラグメントー初期ベルンハルトの中編小説/ローベルト・ヴァルザー『散歩』とトーマス・ベルンハルト『行く』ー二つの歩行する散文の分岐点/自伝が生まれる時ーメタフィクションとしてのトーマス・ベルンハルト『推敲』について) 消滅したかつての帝国をも含む神話への深い執着と愛憎は「オーストリア病(モルブス・アウストリアクス)」と表現される。「ニーベルンゲンの歌」から、ホーフマンスタール、ムージル、ツヴァイク、バッハマン、ベルンハルトまで、この「病い」が駆動させるアクチュアリティを問う。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(外国)

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