危機の都市史 災害・人口減少と都市・建築の価格相場

災害・人口減少と都市・建築 「都市の危機と再生」研究会 吉川弘文館キキノトシシ トシノキキトサイセイケンキュウカイ 発行年月：2019年02月28日 予約締切日：2019年01月10日 ページ数：406p サイズ：単行本 ISBN：9784642038843 都市の危機とは何か／第1部　危機と都市の定常性（大火と武家地ー明暦の大火再考／震災と不燃化ー関東大震災からの復興と東京の建築／温泉町と源泉枯渇ー近代加賀山代温泉を事例として　ほか）／第2部　都市アイデンティティと危機（防御施設と共同体ー中近世移行期京都における権門寺社の構と地域社会／天皇・院の崩御と町ー光格院葬送時における三井家の動向／火災復旧と維持管理ー近世江戸の鳶人足と都市空間の定常性　ほか）／第3部　都市アイデンティティの継承（内裏焼亡と移転ー平安宮内裏の火災と再生／災害と仮設建築ー関東大震災後のバラックと住宅困窮者／城塞都市の平和ーソアヴェにおける空地と居住　ほか）／都市史からみた危機／危機からみた都市史 都市は危機を繰り返し経験し、また共存しながら歴史を刻んできた。災害・人口減少が迫る現在、都市の歴史を「日常のなかに潜む危機」という視座から捉え直す。建築史分野の研究者による、日本・世界の各地域・時代を題材とした16論考を収録。空間の実態と人々の認識を通して、変動と定常の間で培われてきた都市空間の歴史的個性と経験知に迫る。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 科学・技術 工学 建設工学