「心の哲学」批判序説 （選書メチエ） [ 佐藤 義之 ]の最安値と通販店（購入可）

講談社選書メチエ 佐藤 義之 講談社「ココロノテツガク」ヒハンジョセツ サトウ ヨシユキ 発行年月：2020年04月10日 予約締切日：2020年02月26日 ページ数：272p サイズ：全集・双書 ISBN：9784065193525 佐藤義之（サトウヨシユキ） 1962年、京都府生まれ。1991年京都大学文学研究科博士課程単位修得退学、2001年京都大学博士（人間・環境学）学位取得。静岡大学助教授等を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は、現象学、倫理学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　「心の哲学」との対決（可能性の議論への違和感／意識は無用か／意識の有用性／心は物質に宿るースーパーヴィニエンス／運命を知りえぬことが、自由を私たちに残さないか／意識は瞬間ごとに死ぬ？ーひとつの懐疑／意識とは誤解の産物であるー消去主義の検討／「物理世界は完結し、心の働きかけを許さない」と言えるのか）／第2部　意識は本当はどういうものか（意識の実像ーふたつの実存とふたつの視覚経路／実践的意識が見る世界）／結論 認知科学、神経科学などの隆盛によって、あらためて注目を浴びる「心の哲学」は、奇妙な主張をしている。「意識は物理世界の一領域である」「意識は自由な意志決定能力をもたない」本書はこういった議論に真っ向から対峙する。現象学的立場と進化論的議論から、心理学的意識と現象的意識の本質、起源、その有用性の検証へー。繊細にして雄大な、意識世界を辿る。 本 人文・思想・社会 心理学 心理学一般