海の近代中国 福建人の活動とイギリス・清朝 [ 村上衛 ]の最安値と通販店（購入可）

福建人の活動とイギリス・清朝 村上衛 名古屋大学出版会ウミ ノ キンダイ チュウゴク ムラカミ,エイ 発行年月：2013年02月 ページ数：472， サイズ：単行本 ISBN：9784815807191 村上衛（ムラカミエイ） 1973年静岡県浜松市に生まれる。1997年東京大学文学部卒業。1999年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。同大学院博士課程、京都大学人文科学研究所助手、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科助教授、同准教授を経て、京都大学人文科学研究所准教授、博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　清朝の沿海秩序の崩壊ー開港前（〓（びん）粤沿海民の活動と清朝ーアヘン戦争前夜におけるアヘン貿易活動を中心に／零丁洋と広州のあいだー一八三〇年代カントンアヘン貿易の利権／清朝と漢奸ーアヘン戦争時の福建・広東沿海民対策を中心に）／第2部　華南沿海秩序の再編ー一九世紀中葉（〓（びん）粤海盗とイギリス海軍ー一九世紀中葉、福建沿海における海賊問題／難破した「夷狄」ー一九世紀後半、華南における海難対策の変容／秘密結社と華人ー五港開港期、廈門における華人と小刀会の乱／誘拐する人・される人ー一九世紀中葉廈門における苦力貿易の盛衰）／第3部　貿易の変動と華人の行動ー世紀転換期（アジア間競争の敗者ー清末廈門における交易構造の変動／善堂とアヘンー一九世紀後半、廈門におけるアヘン課税問題／利用される「帝国」ー清末廈門における英籍華人問題） 貿易、海賊・海難、移民など、清末中国の「海の歴史」に注目し、福建人の活動とイギリスの役割を焦点に、漢文・英文史料を博捜することで、アヘン戦争の再定義を含め、歴史像を刷新する労作。 本 人文・思想・社会 政治