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歴史資料の継承のために 神奈川大学日本常民文化研究所 関口博巨 勉誠社コモンジョシュウフクコウザ カナガワダイガクニホンジョウミンブンカケンキュウジョ セキグチヒロオ 発行年月：2024年03月29日 予約締切日：2024年03月13日 ページ数：192p サイズ：単行本 ISBN：9784585320357 関口博巨（セキグチヒロオ） 1960年生まれ。神奈川大学国際日本学部准教授。専門は日本近世史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 実習1　記録・解体（修復を要する史料と要しない史料／いろいろな修復方法／修復（裏打ち）の前準備）／実習2　修理ー古文書の裏打ちと繕い（修理を施す前に／裏打ち／繕い／プレス乾燥（直接湿式・間接湿式））／実習3　復原（復原（復元）とは／復原の道具／仮張りからの剥離／状物の化粧裁ち／縦帳の製本）／実習4　下張り文書の剝離と洗浄（神奈川大学にて下張り文書の剝離作業をはじめた経緯／襖の構造／道具について／糊はがし剤・浸透剤について／剥離の作業手順／下張り文書の洗浄／附論　屏風・襖の解体方法）／実習5　整理（史料整理の考え方ー群としての史料整理／下張り文書の整理から活用へ／史料調査の記録） 歴史資料を残し、伝えていくためにー。日本においては、歴史を伝える資料、特に古文書・古記録などの紙の資料が多く残されている。これらは博物館や資料館、図書館などで管理されているもののみならず、民家の母屋や土蔵の奥深く、さらには襖の中の下張りとして残され、虫損・破損・水損など、さまざまなリスクに囲まれている。傷んでしまった紙資料にはどのように対処するのか。また、それらの資料はどのように整理するのか。長年にわたり、古文書の調査のみならず保存・整理の方法論を検討し、歴史資料の取り扱いかたのレクチャーを行ってきた神奈川大学日本常民文化研究所のノウハウ・知見を、豊富なカラー写真とともに余すところなく紹介。博物館・資料館・図書館等、古文書を取り扱う方々に必携の書。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史