ニッポンを蝕む全体主義 （新書） [ 適菜 収 ]の価格相場

祥伝社新書 適菜 収 祥伝社ニッポンヲムシバムゼンタイシュギ テキナ オサム 発行年月：2022年04月26日 予約締切日：2022年04月11日 ページ数：200p サイズ：新書 ISBN：9784396116569 適菜収（テキナオサム） 1975年、山梨県生まれ。作家。著書は、ニーチェの代表作「アンチクリスト」を現代語訳した『キリスト教は邪教です！』『小林秀雄の警告　近代はなぜ暴走したのか？』『日本をダメにしたB層の研究』（ともに講談社）など40冊以上（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　大衆が「指導者」を生み出す／第2章　支配されたい人たち／第3章　夏目漱石が見抜いた日本の行く末／第4章　アレクシ・ド・トクヴィルの予言／第5章　維新の会はナチスの再来か？／第6章　安倍晋三は財界の下請けだった 近代の大衆が生み出したイデオロギーが、「全体主義」である。困難と義務を放棄した“できそこないの個人”が全体主義社会を望むのだ。20世紀のナチスやソ連、現代では中国などが全体主義国家として挙げられるが、むしろ日本の症状のほうが深刻だと著者は警鐘を鳴らす。「自己欺瞞」によって近代を受け入れた日本には、全体主義に対峙すべき「保守」が根付かなかった。そこへ、合理性と効率性を追求するグローバリズムと社会の分断を煽る新しいテクノロジーが浸透し、人間性の抹殺が日々進んでいる、と。我々に残された対抗手段はあるのか？ニッポンを蝕む全体主義の正体を暴く。 本 人文・思想・社会 政治 新書 その他