子規と漱石 友情が育んだ写実の近代 (集英社新書) [ 小森 陽一 ]

JANコード: 9784087208542

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集英社新書 小森 陽一 集英社シキトソウセキ/ユウジョウガハグクンダシャジツノキンダイ コモリヨウイチ 発行年月:2016年10月14日 予約締切日:2016年10月11日 ページ数:256p サイズ:新書 ISBN:9784087208542 小森陽一(コモリヨウイチ) 1953年東京生まれ。北海道大学文学部卒業。同大学大学院博士後期課程退学。成城大学助教授などを経て、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。専門は日本近代文学。「九条の会」事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 子規、漱石に出会う/第2章 俳句と和歌の革新へ/第3章 従軍体験と俳句の「写実」/第4章 『歌よみに与ふる書』と「デモクラティック」な言説空間/第5章 「写生文」における空間と時間/第6章 「写生文」としての『叙事文』/第7章 病床生活を写生する『明治三十三年十月十五日記事』/第8章 生き抜くための「活字メディア」/終章 僕ハモーダメニナツテシマツタ 一八九五年。夏目漱石は俳句を教わるという名目で、結核が見つかり意気消沈する正岡子規を松山に呼び寄せた。子規が得意とする俳句を通して、彼を元気づけるために…。第一高等中学の同窓生である二人は、意見を戦わせながら新たな表現を模索した。本書は、そんな「文学者の友情」を描きながら、子規が俳句・短歌に持ち込んだ「写生」概念の成立過程を解説。また、子規が病床で描いた随筆『墨汁一滴』『病床六尺』『仰臥漫録』にも焦点を当て、そこに通底する写実主義を読み解く。 本 小説・エッセイ その他 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 新書 その他

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