越中おわら風の盆の空間誌 〈うたの町〉からみた近代 [ 長尾 洋子 ]の価格相場

〈うたの町〉からみた近代 長尾　洋子 ミネルヴァ書房エッチュウオワラカゼノボンノクウカンシ ナガオ　ヨウコ 発行年月：2019年08月24日 予約締切日：2019年07月17日 ページ数：344p サイズ：単行本 ISBN：9784623085286 長尾洋子（ナガオヨウコ） 1970年生まれ。1997年ロンドン大学大学院修士課程修了（開発学修士）。1998年お茶の水女子大学大学院修士課程修了（人文科学）。2018年博士（学術）（総合研究大学院大学）。現在、和光大学表現学部教授。専門、文化地理学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　越中八尾とおわら風の盆ー“うたの町”とはどこか／第1章　文化政策の転換ー『俚謡集』成立過程をたどる／第2章　“豊年踊”の誕生ー共進会のおわらと八尾町のおわら／第3章　演唱空間の開拓ー全国民謡大会開催をめぐって／第4章　歌詞創作と近代詩運動ー新たな郷土の姿／第5章　“新踊”の創造ー郷土芸術とジェンダー／第6章　おわらの総合プロデュースー越中八尾民謡おわら保存会の活動／第7章　戦時下のおわらー慰問から地方文化運動へ／終章　おわら風の盆の半世紀に耳を澄ます 毎年九月はじめに富山県八尾町で行われる民謡行事「おわら風の盆」は秋の風物詩として知られる。地域の人びとが伝えてきたうたや踊りは、ジャンルや町の境界を越えたさまざまな動きと連動していた。うたをめぐる文化は20世紀前半の日本という文脈の中でどのような展開をみせたのか。“うたの町”八尾に足場をおいて近代の過程を空間誌として描き出す。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 人文・思想・社会 民俗 年中行事