鈍色の戦後 芸術運動と展示空間の歴史 [ 辻泰岳 ]の価格相場

芸術運動と展示空間の歴史 辻泰岳 水声社ニビイロ ノ センゴ ツジ,ヤスタカ 発行年月：2021年02月 予約締切日：2021年02月26日 ページ数：353p サイズ：単行本 ISBN：9784801005396 辻泰岳（ツジヤスタカ） 1982年生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士（工学）。日本学術振興会特別研究員、コロンビア大学客員研究員、慶應義塾大学特任助教などを経て、筑波大学助教。美術史および建築史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　伝統ー鈍色の足場（占領下のアントニン・アンド・ノエミ・レーモンドー「Japanese　Household　Objects」展（一九五一年）／方法としてのディスプレーー国立近代美術館とその会場（一九五二年）／丹下健三と岡本太郎による壁画の設置ー「メキシコ美術展」（一九五五年））／第2部　デザインー鈍色の議場（浜口隆一とアーサー・ドレクスラーの交錯ー「二〇世紀のデザイン」展（一九五七年）／メタボリズムの場景ー「Visionary　Architecture」展（一九六〇年））／第3部　環境ー鈍色の広場（百貨店のインターメディアー「空間から環境へ」展（一九六六年）／大阪が学んだことーモントリオール万国博覧会（一九六七年）） モダニズムが浸透する戦後において、作家、評論家、歴史家たちは分野を超えて共同し、そのプリズムは展示空間に投射されたー。1940年代から1960年代において画期をなした展示空間の歴史を綿密に検討し、「伝統」「デザイン」「環境」を論点に“鈍色の歴史”を立体的に描き出す。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他