自伝的革命論 〈68年〉とマルクス主義の臨界 [ 笠井 潔 ]の最安値と通販店（購入可）

〈68年〉とマルクス主義の臨界 笠井 潔 言視舎ジデンテキカクメイロン カサイ キヨシ 発行年月：2024年03月04日 予約締切日：2023年12月05日 ページ数：410p サイズ：単行本 ISBN：9784865652628 笠井潔（カサイキヨシ） 1948年東京生まれ。79年『バイバイ、エンジェル』でデビュー。98年編著『本格ミステリの現在』（国書刊行会）で第51回日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。2003年『オイディプス症候群』（光文社）と『探偵小説論序説』（光文社）で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1967年　少年ファシストの安保体験／1968年　階級形成論の方法的諸前提／1969年　戦術＝階級形成論の一視点／1970年　革命の意味への問いの究明／1971年　戦後解体期の時代精神ー長崎浩論／1972年　日本革命思想の転生ー近代主義革命思想への“ロマン的反動”批判／「近代世界」の基礎構造と「第三世界解放革命ー世界共産主義」／1974年　ふたたび「革命の意味」を問うこと はじめて系統的に記述される笠井潔の「革命家」時代。“68年”精神が切り拓いた地平と「未決の問い」。市民社会的に微温化して延命をはかるマルクス主義をまっこうから拒絶する、半世紀前から変わらない圧倒的な思考と理論構築。そして、いままた21世紀の「革命」を問う。「黒木龍思」名で発表された論文とその時代背景についての新稿を付す。 本 人文・思想・社会 社会科学