〈色盲〉と近代 十九世紀における色彩秩序の再編成 （視覚文化叢書 6） [ 馬場 靖人 ]の最安値と通販店（購入可）

十九世紀における色彩秩序の再編成 視覚文化叢書　6 馬場 靖人 青弓社シキモウトキンダイ ババ ヤスヒト 発行年月：2020年02月27日 予約締切日：2020年01月07日 ページ数：320p サイズ：全集・双書 ISBN：9784787274298 馬場靖人（ババヤスヒト） 早稲田大学総合人文科学研究センター招聘研究員、博士（文学）。専攻は科学思想史、メディア論、視覚文化論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 視覚玩具としての石原表ー色盲の両義性／第1部　「青」の時代ー色盲の前近代（ジョン・ドルトンの「青」ー色盲者の言語の発明／ゲーテの「青」ー色盲者の色世界の可視化／シャルル・メリヨンの“青”ー色盲者の記憶の寓意）／第2部　十九世紀における色彩秩序の再編成ー知覚と言語の弁証法（色盲の「名」をめぐる論争ーDaltonismeとColour　Blindness／ショーペンハウアーにおけるカント哲学の生理学化ー「経験的＝超越論的二重体」としての色盲者の誕生／ヘルムホルツ対ヘリングー生理学的な「原色」の探究／ラーゲルルンダ列車事故の衝撃ーホルムグレンの方法をめぐって／カント主義の哲学者としてのシュティリングー知覚と言語の対立から仮性同色表へ）／第3部　石原表と「近代」のほころび（石原忍体制の成立ー戦時科学と色盲／いかにして色盲を「治療」するかー「補正練習法」と規律の技法／石原表のゲシュタルト崩壊ー石原体制の内破）／色盲者の言葉を取り戻すために “色盲”はいつから「病」や「異常」や「障害」になったのか、どのようにして「排除」や「治療」や「規律」の対象になったのかー。十八世紀末から十九世紀末までのヨーロッパと二十世紀前半の日本の知の古層に分け入り、近代的な“色盲”概念の系譜をたどる。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他 美容・暮らし・健康・料理 健康 家庭の医学