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開拓社　言語・文化選書　102 山口 美知代 開拓社ハリウッドエイガトエイゴノヘンカ ヤマグチ ミチヨ 発行年月：2024年04月05日 予約締切日：2024年02月21日 ページ数：208p サイズ：全集・双書 ISBN：9784758926027 山口美知代（ヤマグチミチヨ） 京都府立大学教授。京都大学博士（文学）。ケンブリッジ大学修士（言語学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　概説／第2章　サイレント映画からトーキーへー『ジャズ・シンガー』（1927）／第3章　ギャング映画の英語ー『民衆の敵』（1931）／第4章　ハリウッド映画と間大西洋アクセントー『ローマの休日』（1952）／第5章　トーキーの登場とサイレント映画スターの命運／第6章　トーキーの登場とイギリスの反応／第7章　プロダクション・コードによる規制ー『風と共に去りぬ』（1939）／第8章　タブー語と戦争映画ー『7月4日に生まれて』（1989）／第9章　アメリカ南部を描いた映画の英語ーオーセンティシティと「わざとらしさ」の間／第10章　言語観、言語景観の変化ー『ウエスト・サイド・ストーリー』（2021） ハリウッド映画で使われる英語がどのように変化してきたかを考察する。サイレント映画から発声映画（トーキー）への移行に伴い、映画にふさわしい英語とは何かが模索された。イギリス英語の影響を受けた間大西洋アクセントの隆盛、公的検閲を避けるための映画産業界内の自主検閲制度の導入、地域方言の描き方におけるオーセンティシティなど、映画の英語に影響を与えた要因を論じる。 本 語学・学習参考書 語学学習 英語

英語教育と理論言語学の橋渡し 開拓社　言語・文化選書　98 川原 功司 開拓社エイブンポウノオシエカタ カワハラ コウジ 発行年月：2023年03月27日 予約締切日：2023年02月21日 ページ数：248p サイズ：全集・双書 ISBN：9784758925983 川原功司（カワハラコウジ） 1977年徳島県阿南市生まれ。2002年大阪大学文学部英米文学英語学専修修了。在学中に文部省（当時）短期留学推進制度で、米国ワシントン大学言語学科に留学。大阪大学大学院文学研究科博士前期課程を経て、2010年英国ヨーク大学言語科学科修了（PhD）。藤女子大学専任講師を経て、名古屋外国語大学外国語学部教授。日本英文学会、日本英語学会編集委員を歴任。専門は、認知科学としての言語学・英語学。特に、回帰的統辞演算システムと概念・意図システムのインターフェイス研究を通して、ヒト型言語の特徴と他種の認知システムとの共通性について研究を進めている。最近では、言語の感情的意味、コミットメント的役割について、自閉スペクトラム症児と定型発達児の比較研究、神経科学的研究、人工知能研究、比較生物学的研究にも取り組んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　基本的な概念に関して／第2章　文型に関して／第3章　定形性に関して／第4章　時制・相・法に関して／第5章　意味に関して 理論言語学と英文法学習、英語教授法の橋渡しを試みた一冊。英米語の文法的な違いに始まり、欧米の英文法書と日本の学校英語文法との違い、5文型に関する議論や意味順の紹介、時制、相（語彙的相、視点相）、法の他、名詞句の解釈、代名詞類、比較、否定繰り上げ、否定極性項目などを解説する。英語のからくりについてもう一歩理解を深めたい、理論言語学を勉強してみたい人への招待状。 本 語学・学習参考書 語学学習 英語

事象の枠を捉える14 章 開拓社叢書　37 出水 孝典 開拓社ゴイアスペクトトジショウコウゾウゲ デミズ タカノリ 発行年月：2023年01月30日 予約締切日：2022年12月22日 ページ数：320p サイズ：全集・双書 ISBN：9784758918329 出水孝典（デミズタカノリ） 1973年2月大阪府生まれ。立命館大学で英語学・言語学を学ぶ。立命館大学博士課程（文学研究科、英米文学）を2000年に単位取得満期退学。2014年3月文学博士（立命館大学）。立命館大学言語教育センター外国語嘱託講師、神戸学院大学人文学部人文学科准教授を経て、2017年より神戸学院大学人文学部人文学科教授。専門は語彙意味論で、近年は様態・結果の相補性が言語にどう反映されるのかを研究している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 上巻の振り返り／「漸増的主題」とは何なのか？／「はかり分け」という概念を考える／「達成」の意味は「…になる」なのか？／BECOME述語の有無と「漸増的主題」の有無／LevinとRappaport　Hovavの語彙意味論（1）ー様態動詞と結果動詞／LevinとRappaport　Hovavの語彙意味論（2）ー鋳型増設の可否と項表現／LevinとRappaport　Hovavの語彙意味論（3）ー事象構造とアスペクト分類のお別れ（Part1）／LevinとRappaport　Hovavの語彙意味論（4）ー事象構造とアスペクト分類のお別れ（Part2）／LevinとRappaport　Hovavの語彙意味論（5）ー統語構造と事象構造〔ほか〕 動詞の表す事象の構造が、上巻で取り上げた時間的特徴に基づく分類とどのように関連しているのかを説明しています。Dowty、Tenny、Rothstein、Rappaport　Hovavの研究を概観しながら、動詞の時間的性質と事象構造の接点を探った上で、LevinとRappaport　Hovavによって提唱された語彙意味論とどう関連付けられるか、Croftのアスペクト線モデルとどう融合できるかを示しています。 本 語学・学習参考書 語学学習 日本語

時間特性を診る14 章 開拓社叢書　36 出水 孝典 開拓社ゴイアスペクトトジショウコウゾウジョウ デミズ タカノリ 発行年月：2023年01月30日 予約締切日：2022年12月22日 ページ数：288p サイズ：全集・双書 ISBN：9784758918312 出水孝典（デミズタカノリ） 1973年2月大阪府生まれ。立命館大学で英語学・言語学を学ぶ。立命館大学博士課程（文学研究科、英米文学）を2000年に単位取得満期退学。2014年3月文学博士（立命館大学）。立命館大学言語教育センター外国語嘱託講師、神戸学院大学人文学部人文学科准教授を経て、2017年より神戸学院大学人文学部人文学科教授。専門は語彙意味論で、近年は様態・結果の相補性が言語にどう反映されるのかを研究している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） Vendlerの動詞分類（1）ー「活動」（activity）と「達成」（accomplishment）／Vendlerの動詞分類（2）ー「到達」（achievement）と「状態」（state）／Vendlerの動詞分類（3）ー判別テストの復習と整理／Smithのアスペクト理論（1）ー完了視点と未完了視点／Smithのアスペクト理論（2）ー「活動」と「達成」の時間図式／Smithのアスペクト理論（3）ー「到達」の時間図式／Smithのアスペクト理論（4）ー「状態」の時間図式とその特異性／Smithのアスペクト理論（5）ー「単一相」の時間図式／Smithのアスペクト理論（6）ー状況タイプと時間特性のまとめ／Smithのアスペクト理論（7）ー状況タイプの時間図式と判別テスト〔ほか〕 動詞の表す事象はそれぞれ、一瞬で終わる、ずっと続く、決まった終了点が定まっているといった時間的特徴を有しています。このような特徴に基づく動詞の4分類を最初に提唱したVendler、それをさらに「持続性」「完結性」といった特性の有無に基づいて精緻化したSmith、事象の進行を表すアスペクト線を用いた再分析を示したCroftについて、日本語や英語の実例を挙げ分かりやすく説明しています。 本 語学・学習参考書 語学学習 日本語

言語と心の研究 開拓社　言語・文化選書　100 米山 三明 開拓社ジャッケンドフノシソウ ヨネヤマ ミツアキ 発行年月：2023年08月17日 予約締切日：2023年07月11日 ページ数：180p サイズ：全集・双書 ISBN：9784758926003 米山三明（ヨネヤマミツアキ） 1948年長野県生まれ。1974年東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻修士課程修了。現在、成蹊大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　Jackendoffの略歴と業績／第2章　生得性、機能主義、心的表示など／第3章　初期の研究／第4章　概念意味論と並列機構／第5章　指示と真理／第6章　生産性と半生産性／第7章　意識、社会認知、心の理論、行為の構造／第8章　読書案内：Jackendoffの著書 本書は、ジャッケンドフ（Ray　Jackendoff）が書いた15冊の著書（共著を含む）に基づいて、人間の言語と心について、ジャッケンドフがどのように考えてきたかをまとめたものである。その中では、生産性／半生産性や心の理論などの問題を取り上げているが、その根底に流れる彼の思想に触れることは、この方面のことを勉強してみたいと考えている方にとって、重要な道しるべになるはずである。 本 人文・思想・社会 言語学

通時的研究;ツウジテキケンキュウ 開拓社　言語・文化選書　99 秋元 実治 開拓社イギリステツガクシャノエイゴ アキモト ミノジ 発行年月：2023年05月23日 予約締切日：2023年04月18日 ページ数：204p サイズ：全集・双書 ISBN：9784758925990 秋元実治（アキモトミノジ） 東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在、青山学院大学名誉教授、文学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　概説ー哲学者を中心に／第2章　近代英語とは／第3章　哲学者の英語（1）ーFrancis　Bacon（1561ー1626）／第4章　哲学者の英語（2）ーThomas　Hobbes（1588ー1679）／第5章　哲学者の英語（3）ーJohn　Locke（1632ー1704）／第6章　哲学者の英語（4）ーDavid　Hume（1711ー1776）／第7章　哲学者の英語（5）ーJohn　Stuart　Mill（1806ー1873）／第8章　哲学者の英語（6）ーBertrand　Russell（1872ー1970）／第9章　通時的考察 本 語学・学習参考書 語学学習 英語

開拓社　言語・文化選書　93 神崎 高明 開拓社エイゴノジェンダー カンザキ タカアキ 発行年月：2022年03月07日 予約締切日：2022年02月03日 ページ数：200p サイズ：全集・双書 ISBN：9784758925938 神崎高明（カンザキタカアキ） 1951年兵庫県生まれ。1975年関西学院大学文学研究科修士課程修了。1984年〜1986年ミシガン州立大学院言語学科留学。2000年博士（文学）関西学院大学文学研究科。現在、関西学院大学名誉教授。専門は英語の語法・文法、日英語の対照研究。日本英語コミュニケーション学会会長（2005年〜2009年）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　英語のジェンダー：序論／第2章　フェミニズム：英語の通性代名詞／第3章　manの語法／第4章　Ms．の意味／第5章　英語の女性接尾辞／第6章　聖書とジェンダー／第7章　Jespersenと女性語 本書は、英語のジェンダーについて文法的観点から考察している。英語はフェミニズムの影響でジェンダー中立的言語にダイナミックに変化している。たとえば、everyoneなどの不定代名詞を従来はheで受けていたが、現在はhe　or　sheやtheyで受けることが普通になりつつある。新しい通性代名詞としてzeを提案する人もいる。変化する英語のジェンダーの実態を明らかにしてゆく。 本 語学・学習参考書 語学学習 英語 人文・思想・社会 社会 ジェンダー・セクシュアリティ