中世の最安値と通販商品（在庫あり）

ヨーロッパとは何か。その成立にキリスト教が果たした役割とは――。ケルト的なるもの、ローマ的なるものに加えゲルマン的、東方的、ノルマン的、イスラム的等々、多様な要素を混和してヨーロッパは形成された。地中海古代世界を脱けだし、森林と原野の内陸部に繰り広げられたヨーロッパ世界創造のドラマを「中世人」の視点で鮮やかに描く中世通史。

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ロングソード術やダガー術、レイピア術だけでなく、レスリング術、鎧を着たレスリング術など、中世ヨーロッパの戦闘教本を解説した、おそらく日本ではじめての書籍。近世より遅れていると思われ続けた中世の武術が、当時いかに発展していたかを知ることのできる一冊です。

日本を襲う巨大地震に、中世社会はどう立ち向かったか。その実態に迫り、現代社会に警告する(社会図書総目録より)

ヨーロッパの形成期である中世初期、思想において中心的な役割を果たしたのは論理学であった。プラトン、アリストテレスの受容から論理をめぐる独創的な議論への変遷を描く。

中世都市の成立に関し、若きピレンヌが大家の諸説を的確に批判し、独創的学説を創造した初期論文3編。

実証主義を超え、中世和歌という芸術行為の解明を目指した名著復刊。第26回角川源義賞受賞作。（国語・国文学図書総目録より）

中国との交渉、密教との関連、諸宗との議論といった試行の中で、中世禅の教学はどのように形作られてきたのか。豊饒な思想の源流へ。

恋愛感情の誕生、女性による愛の手引き、平等な恋愛関係、魂と神との欲望に満ちた出会い、性愛…。男女の営みを現代人との比較で捉える斬新なヨーロッパ中世論。

中世の主要な社会集団である公家・武士・寺院社会の自他認識や秩序体制を「人のつながり」の視線から探る。

浦々や港の様相、景観に目配りしながら中世における瀬戸内海の交通や流通、軍事情勢にかかわった大小さまざまな海賊の姿を描きだす。

説話、軍記、能、狂言など主要な中世文学作品について、第一線の研究者がその魅力を論じる。（国語・国文学図書総目録より）

海陸交通の要衝として広く列島の内外に開かれた国「若狭」。太良荘をはじめとして豊富に残る文書史料を駆使して立体的に描き出された若狭の歴史を通じて、日本の中世を照射する。

イタリア中世の都市における制度やシステムはどのように生み出され，都市の人々はそれをどのように利用してきたのだろうか。人々の行動原理や，都市社会の魅力を浮かびあがらせる。

商業・大学・芸術の誕生、時間観念の数量化など西洋近代文明の萌芽を「中世」にみる画期作。

中世の寺社で行われていた田楽・猿楽・延年などの芸能を通して、寺社や政治・社会の動向を歴史学的に考察する。

武勇ではなく安穏を求めた社会の現実を踏まえ，戦争の場だけではない中世の城の実像に迫る。(歴史図書総目録より）

編者の傘寿を祝して、表題のテーマのもと気鋭の執筆陣が一堂に会し、入魂の諸論文を連ねて、日本中世史の一側面を鮮やかにえぐり出す。

中世インドに関する初めての本格的通史。8?18世紀初めに至る諸王朝の興亡を克明に描き出す。

政治史だけでなく，経済や文化，地方の状況をビジュアルに描くイギリス中世史の入門書。(歴史図書総目録より）

カノッサの屈辱からウォルムス協約締結までのヨーロッパ中世世界の一大転換期における叙任権闘争、第一回十字軍等を総合的に描出する。